十二 ページ13
Aside
『……このやろう！うちが旗印掲げる前に秀吉に負けやがって！』
加「すまん。ばってんアイツよか男くさ」
『……そがいなの昔ッからうちが一番知っとる。お疲れ様、清正』
加「Aもな。ほら、さっさと保健室に行ってやるくさ。ついでに手ん治療もしてもらってこい」
『手？うわ、血だらけ。何した？うち。え、待って意識したら痛うなってきたんじゃけど』
加「気付いとらんかったんか。ずっとあぎゃん強か力で掌握っとったらそうもなるくさ」
『わかった。保健室行ってくる。』
加「気ばつけて行けや」
『あ、清正。』
加「どぎゃんした」
『秀吉もええ男だけど、うちの中では清正が一番ええ男じゃ！格好よかった！ゆっくり休めよー！』
加「知っとる！ちゃんと前みて歩め！」
『あーい』
──────
in 保健室
『失礼する。って、だあれもおらんじゃん』
『秀吉〜？何処におるんじゃ。あ、おった。寝とる』
あがいに頑張ったんじゃけぇ当たり前か。
『秀吉、格好よかったでぇ。お疲れ様。また明日から頑張ろうな』
包帯何処にあるんじゃ。………あった！
『自分じゃ上手う出来んな……』
「貸して、俺がやったる」
『秀吉、まだ寝てな。無理は体に悪い』
豊「こんくらい余裕や！それに俺よりAちゃんが痛い思いしてる方が嫌や。ほら、貸してみ」
『げに器用よね。腹立つ』
豊「なんで！？」
『……さっきの聞とったの？』
豊「……いーや、俺は今起きたばっかりだから何も聞いてへんで」
『そう。包帯ありがとの。じゃあ、うちゃもう教室帰るね』
「なぁ、Aちゃん。俺、昔と比べたら強くなってるかな。Aちゃんのこと守ってあげられるかな」
『バーカ。当たり前じゃろ。逃げんで立ち向かえたんじゃけぇ。それに！清正に勝っといてわしゃ弱い……やら言うたらうちがアンタに旗印出すけぇのぉ。頭にいれとけよ』
豊「せやな！やっぱ俺最強やん！」
『…………やっぱり今から旗印出してくる。ちいと待ってろ』
豊「冗談やん！勘弁して！」
─────
in 教室
『伊達、毛利、前田』
伊「何か用か」
『秀吉を助けてくれんさってありがとの。われらがおらにゃあ秀吉はこの戦に勝てんかった。』
前「ちょ、頭を上げろって！別に俺らが好きで助けただけだしよ」
毛「うむ。色々あったが楽しかったしな」
伊「わかったらさっさと頭を上げろ。私たちが加藤にどやされる」
『感謝する！』
ピンポンパンポーン
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くぁ(プロフ) - もみじさん» わ〜！！！コメントありがとうございます！加藤くん推してる子がなかなか近くにいなくて！とっても嬉しいです！伊達くんとの絡みですね。了解致しました！拙い文ではありますが、頑張って書くのでこれからもよろしくお願いします！ (2022年10月27日 23時) (
レス) id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - コメント失礼します！ 求めてましたこの小説！！加藤推しで...！めっちゃ好みです！！リクエストなんですけど、伊達とかとも絡み欲しいなーって思います...！出来ればでいいんですが、よろしくお願いします！応援してますー！！ (2022年10月27日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
くぁ(プロフ) - リクエストいつでも募集中です！気軽にコメントしてくださいね〜！ (2022年10月9日 0時) (レス) @page18 id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2022年9月29日 20時
