Murder time!!!!!【UndertaleAU】 (ページ7)

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Strategy meeting ページ7

UTSans side

「…さてどうすっかな……。」

オイラはウォーターフェルにいた。

インクに、目の前で裏切られたあの日。

…あの日から数日後、オイラ達の世界は地獄と化した。

地上の王都は全滅。
バガパンやその相棒は重症、メタトンとマフェットは瓦礫の下敷きになり、生死不明。…フリスクは行方を晦ました。
残ったオイラ達はとりあえず地下世界に避難した…ってわけだ。

オイラがタマシイを半分ぶん取られたあの日。
あの日から段々と歯車は狂っていった。
…いや、もっと前から、こうなることは決まっていたのかもしれない。

とにかく、フリスクのいない今、残されたオイラ達はやることが何っにもないわけで。

パピルス「サンズ！…暇なのはわかるが、そんなに怠けているとそのうち牛になるぞ！」
オイラが寝転がりながらエコーフラワーを突いて遊んでいると、横にパピルスが座ってきた。

「わかってるよ、兄弟。…ちょっと作戦会議してたとこだ。」
パピルス「…会議、って……エコーフラワーと？」
「どーする？“え、こー”する？ってな。」

パピルスは顔を思いっきりしかめた。…面白くなかったかな。

オイラはため息をつきながら立ち上がった。

「ごめんなパピルス。オイラはちょっと出かけてくるぜ。」
パピルス「…気分屋だねぇ、兄ちゃん。」

ジョークの余韻に浸ってるのか、未だしかめっ面のパピルスは、「いってらっしゃい」と低めのトーンで言った。

オイラはしばらく考えて、頭を掻いた後、地上に向かうため旧・王都に足を向けた。