Murder time!!!!!【UndertaleAU】 (ページ20)

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Betrayal Ⅱ ページ20

MSans side

A「……もしかすると、まだKiller!Sansを監視していたときのコードが残っているかもしれない。…現時点での行動を、抑えられる可能性はある。」

しばらく沈黙状態が続いていた俺らは、Aのそんな言葉によって息を吹き返した。

Hサンズ「…本当か？」
A「…ああ。もし残っていれば…の話だが。」

あまり自信のなさそうなAに、俺達は縋るように懇願した。

それから、コード探しが始まった。

どこからともなく現れたキーボード…らしきものをAがいじくっていた。

A「………くそ、見つからない…。
…本来このコードはフリスク、ink!Sansの二人が管理していたものなんだ。あのNovellが一度完結したときに消去されてしまったのかもしれない……。」

Aが軽く舌打ちをしながらそんなことを言った。

俺達はとにかくコードがあることだけを願い続けた。

…捜索開始からかなりの時間が経った頃。

A「……………っ！！あっ、た……。」
意識が飛びかけていた俺の脳が一瞬にして冴え渡る。

思わず飛び起きると、例のモニターに一人の骨が歩いているのが見えた。…キラー、なのだろう。

やがてそれは、“もう一人”の存在に出くわす。

「……………！？…あれ、は………。」
A「………なんだと…！？」

空気が凍りついた。

その存在。

…それは、

………コートのフードを深く被り、片目を閉じた“サンズ”だった。

？？『……Bruh！よく来たじゃねぇか。』