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親睦会を始めよう ページ6

親睦会をするとのことで某カフェから移動し、都心へ。
オフィスやマンションの明かりに囲まれたカラフルな場所を通り抜け、私達五人を乗せた車は街外れの一角__とある店の前に停まった。看板は無く、落ち着いた雰囲気のそこは俗に言う回らない寿司屋である。

夕食を決める際に意見を訊かれたのだが、特に選り好みも無いため同級生三人に判断を委ねたところ「ザギンでシースーがいい!回らないとこ!」と釘崎さんの強い希望があったため、その希望に沿うことにしたのであった。先生曰くどうやら彼女が入学したときにも親睦会があったようだが、その際は虎杖くんの希望でビフテキを食べに行ったらしい。次こそはと意気込んでいたそうなので、彼女の希望が通ってよかったと一安心。

「おぉ…」
「なんかめちゃくちゃ高そうね…」

そわそわと店内を見回す二人。一方で落ち着いた様子の伏黒くんは来る前に「恵、前のところでいいと思う?」「良いんじゃないですか、五条先生の金だし」なんて話していたから、きっと以前に来たことがあるのだろう。

「ここ、僕のお気に入りの店でさ。美味しいからたくさん食べてね」
「ありがとうございます」

ふふんと得意げに笑う先生を横目に、伏黒くんは目の前のガラスケースを一瞥すると流れるように注文をし始めた。慣れてるなあ。

「おすすめって、ある?」

無難な注文というものがわからず、結局彼に訊くことにした。じっと手元を見つめていた彼は私の方へ顔を傾け、「もう全員分頼んだ」と一言。え、と隣から声が上がる。

「いつの間に頼んだのよ」

目を丸くする釘崎さん。私と虎杖くんが顔を見合わせると、「ついさっき。見てただろ」と伏黒くんから小さなため息が返ってくる。
あの短い時間で頼んでくれたのか。
受け取った寿司下駄には、瑞々しいネタの乗った寿司が色とりどりに並んでいた。それぞれ食べる準備ができたところで五条先生が軽くパチンと手を合わせ、親睦会の開始を宣言したのだった。

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作者名:シルビア | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年12月2日 19時

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