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冷めた珈琲にミルクを注いで ページ3

「伏黒」
「何だよ」
「女子の前でだけブラック飲んでカッコつけんの、やめなって言ったわよね」
「いつも飲んでるっつってんだろ」


呆れ混じりに言い返す伏黒。釘崎の視線は彼の飲んでいるブラックコーヒーに向けられていた。"言った"というのは小沢の件で立ち寄ったカフェでの話なのだが、ここでは割愛することにしようか。
__チリン、と出入り扉の鈴が鳴った。


「あ、来た来た」


五条の声に音の源を向く三人。
席を探していた少女は一同を見つけると、こちらに手招いている五条に軽く会釈する。声をかけてきた店員と何度か言葉を交わし、笑顔でその場を離れる彼女。


「あの子でしょ?」
「封印されてたって言うからどんなもんかと思ったけど、割といい子そうね」


ふうん、と釘崎が唸る。
注目の視線を一身に受けながら遠慮がちに座る少女。まだ下ろしたての制服は型に嵌っていないようで、少しだけ浮いて見えた。
きめ細やかな髪に長い睫毛、透き通るような琥珀の瞳。柔らかそうな頬は暖房の影響かほんのりと赤らんでいる。
自由にカスタマイズできるのが売りな呪術高専の制服だが、彼女が着ているのは特に変更を加えたわけでもなくごく一般的な女子仕様の学ランだった。胸元では校章の彫られた新品のボタンが照明を受けてぴかぴかと輝く。


「制服間に合ったんだ?」
「はい、おかげさまで。届いたのが昨日だったので本当にギリギリでしたけど」


そう言って苦笑する彼女。
五条に自己紹介を促されるとこくりと頷き、「初めまして」と一同を見回して
「仙翁Aです。…あ、"せんのう"って言うのは仙人の仙に竹取りの翁の翁!仲良くしてくれると嬉しいな」
ぺこりと頭を下げた。


「俺、虎杖悠仁!」
「…伏黒恵」
「釘崎野薔薇。よろしく」
「うん!よろしくね」



_
仙翁(せんのう) A


一級呪術師。式神使いの家系としてかつて禅院家と肩を並べていた仙翁家の出。虎杖、釘崎、伏黒と同期。

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作者名:シルビア | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年12月2日 19時

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