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1つ目の贈り物 ページ5

「悟、こっちにおいで。」


 
新しい虫を虫籠で飼い始めて、その虫に夢中になっている悟をAが呼ぶ。

 

「なに?」


 

とととととっ、と走ってくる様子は年相応な姿で可愛い。




「ここに座って。」


 

Aとしては自分の前の床に座るように指さしたつもりだったが、悟は少し迷って正座をしている膝の上に背を向ける形で座った。


 

(天使か。)


 

あーだこーだいいながらもだんだんと愛着が湧いてきて、可愛く思えてきている。
口元を押さえて感情を押し込める。

 

気を取り直して、手のひらにのせた耳飾りを、膝の上に座る悟のお腹に手をまわして抱えながら見せる。


 

「綺麗な緑色…。」


 

その耳飾りは鮮やかな翡翠色をしており、イヤーカフのように耳の軟骨に身につけるものをAは作った。


 

「これは私の呪力の一部を少し込めたものだ。
私が悟に渡すものは全部で3つ。
これは最初のもの。無くさずに身につけていてくれ。」


 

そう言って悟の右耳に耳飾りをつける。


 

「うわっ!なんか耳がぽわぽわあったかい!」

 


耳を押さえて飛び上がった悟は鏡の前に走っていく。
そして色々な角度から見た後に


 

「A!これ似合う?」


 

と嬉しそうに聞いた。


 

「ああ、よくにあっているよ。」



それからしばらく同じような質問を何回もされたのだった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最初の説明文を変更しました。
よければ変更後の文章もお読みください!

それはまだ早い。→←第2の家



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ダイフク(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!オチについては明言出来ないのですが、楽しんで読んでいただけるかな、と思います…。更新頑張ります! (2022年3月6日 1時) (レス) id: 7eb0c29f0f (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ダイフクさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。更新楽しみにしています。 (2022年2月25日 11時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ダイフク(プロフ) - みきゃるさん» コメントありがとうございます!とても遅くなりましたが、これから少しずつ更新して行くのでよろしくお願いします! (2022年2月6日 1時) (レス) id: 7eb0c29f0f (このIDを非表示/違反報告)
みきゃる(プロフ) - とても面白いです!!!ゆっくりでもいいので、続きが見たいなと思ってしまいました、、! (2021年12月12日 10時) (レス) id: 22cb947882 (このIDを非表示/違反報告)
ダイフク(プロフ) - 雪マカロンさん» コメントありがとうございます!早く高専生たちを登場させられるように更新頑張ります! (2021年3月4日 20時) (レス) id: 9e9c718d28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダイフク | 作成日時:2021年1月11日 15時

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