感知 ページ12
それから五条は何度かその場を訪れ、自らの力を試したが、
掴んだ瞬間に消えていくような、そんな手応えのない日々を繰り返していた。
Aも自らの領域にいながらそれを感じとっている。
「まだ力が足りないようだな…。」
熱いお茶をすすりながらのんびりと呟く。
春が過ぎ、夏になった。
しかし、季節が変わろうとも、領域内は木々の隙間から日が差し込み、そよ風が吹いている。
ある日、Aは朝から何かよくないことが起こりそうな予感がしていた。
前日から、五条の呪力が少しずつ削られているということを感じとっていた。
その不安は的中することとなる。
パキンッ
「…!…割れた、?」
五条に身につけさせていた耳飾りが割れた。
あれはAが一から作り出し、自らの呪力を込めたものなので、分かったのだ。
と、同時に、五条の命の炎が急速に小さくなっていく。しかし、炎が消えたのを確認する前に、耳飾りが割れたことにより情報は途絶えた。
わけもなく立ち上がり、腕を組んで辺りをうろつく。
心の中には
様子を見に【行くか】、【行かないか】の二択。
少し悩んだ後、瞬間移動をした。
最後に五条の呪力を確認した場所へと。
※次話 単行本8.9巻の内容を少し含みます。
アニメ派の方はご注意ください
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ダイフク(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!オチについては明言出来ないのですが、楽しんで読んでいただけるかな、と思います…。更新頑張ります! (2022年3月6日 1時) (レス) id: 7eb0c29f0f (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ダイフクさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。更新楽しみにしています。 (2022年2月25日 11時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ダイフク(プロフ) - みきゃるさん» コメントありがとうございます!とても遅くなりましたが、これから少しずつ更新して行くのでよろしくお願いします! (2022年2月6日 1時) (レス) id: 7eb0c29f0f (このIDを非表示/違反報告)
みきゃる(プロフ) - とても面白いです!!!ゆっくりでもいいので、続きが見たいなと思ってしまいました、、! (2021年12月12日 10時) (レス) id: 22cb947882 (このIDを非表示/違反報告)
ダイフク(プロフ) - 雪マカロンさん» コメントありがとうございます!早く高専生たちを登場させられるように更新頑張ります! (2021年3月4日 20時) (レス) id: 9e9c718d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ダイフク | 作成日時:2021年1月11日 15時