雨宮兄弟と弟�� ページ33
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広臣side
広臣「･･･電話番号知ってるんですか？」
気になる云々の前にまずそこだ。
俺たちは壱馬の姉ちゃんと会ったこともない。
無論、電話番号なんて知るはずもないし。
敬浩「あー大丈夫、大丈夫。」
でもこの人もさすがというか何というか。
敬浩「翔平から電話番号、教えて貰ったんだよね〜、」
えくぼ全開のえがおでそう言う敬浩さん。
このこと壱馬に教えたら翔平殺されるな。
なんてことをビールを喉に流しながら考える。
敬浩「え〜っと」
その間にも敬浩さんは
電話番号をスマホに打ちこんでっている。
『はい、どちらさまでしょう。』
コール音がしばらく鳴ったかと思うと
綺麗な声の人が電話に出た。
知らない番号からの電話にも出るって･･･。
意外と警戒心緩いのかな。
敬浩「あ、もしもし？俺、壱馬の仕事仲間なんですけどー」
『はい。』
敬浩「壱馬が酔い潰れちゃって･･･、」
『え、』
敬浩「よかったら迎えに来て貰っても･･･」
゛分かりました゛
彼女がそう答えると、
敬浩さんは飲み会の場である居酒屋の住所を口にする。
にしても綺麗な声だな･･･。
柔らかい安心できそうな声って感じ？
職業柄どうしても耳が反応してしまう。
敬浩「はい、じゃあよろしくお願いします。」
そう言うと敬浩さんは電話を切った。
敬浩「よし、これで壱馬の姉ちゃんが見られる!!」
広臣「やけに嬉しそうですね、笑」
敬浩「だって壱馬と一緒に暮らしてんでしょ？
あの壱馬がシスコンになるほど綺麗な女性。
きっとものすごい美人なんだろうな〜。」
広臣「敬浩さん既婚者でしょ、笑」
それはそれ、これはこれ!!
頬を膨らませてそう言う敬浩さんに苦笑いしか出てこない。
まあ、かく言う俺も少し期待してしまっているのだが･･･。
敬浩「臣はさ、壱馬の姉ちゃんどんな人だと思う？」
広臣「ん〜やっぱ美人でスタイルよくて･･･」
その後しばらく敬浩さんと姉ちゃん予想をしていると
「あ、あの、」
俺らの目の前に女性が現れた。
「すみません･･･。私、壱馬の姉です。」
広臣「え････」
俺はその女性の美しさに思わず息を飲んだ。
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志歩(プロフ) - ナンパ対策のLINEめっちゃ笑いました爆笑🤣 (2022年6月6日 22時) (
レス) @page50 id: 31caccaa44 (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！ナンパ対策のLINEのくだり笑いました笑 (2021年5月28日 20時) (レス) id: bc08207cc5 (このIDを非表示/違反報告)
エリック - とても楽しんで読ませていただいてます。又､気が向いたら更新していただけると嬉しく思います！ (2021年4月18日 22時) (レス) id: db9375986f (このIDを非表示/違反報告)
さきこ(プロフ) - 面白いですよ！更新待ってます(u_u) (2021年4月16日 19時) (レス) id: 59147bddd5 (このIDを非表示/違反報告)
Pepe(プロフ) - 私は好きです！できれぼ続けて欲しいです (2021年4月15日 23時) (レス) id: beba4c04eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2021年3月6日 17時
