2.誤解 ページ2
「主人様！フィオネお嬢様が泣きわいていますっ！ど、どうすればいいですか！？」
するとなぜか私のお父さんは呆れた、いや少し怒ったような顔で言った。
「馬鹿者！それを判断するのがお前の役目だろう？」
「は、はいっ！すみませんでした１」
そうするとメイドさんは激しく頭を下げた。頭が上げられない様子。
気が付くと、私の今のお母さんは私に駆け寄ってきて、もうすぐそばにいた。
「フィオネ？大丈夫？何かあったの？浅灯に何かされた？」
あのメイドさんは
「あいおあううえあい！」
何もされてない、と言ったはずだがやっぱり赤子になってるよう。しかし。
「ん？フィオネ、今、なにかされた、って言ったか？なにか強く言っているようにも見えるし・・・」
「あう？」
???変な誤解だって！浅灯さんなにもしてないって！
「あいおいいあう！」
なんもしてない、と言おうとしたがやっぱり・・・
「ほら！言っている！浅灯！お前！何をしやがった！」
ひええ、と怯える浅灯。・・・ごめん！
「なにもしてませんってば！」
「反抗する気か！おい！夕灯！浅灯をあそこへ１」
「は、はいっ！」
すると、どこからともなくまたメイドさんが出てきた。今度は夕灯・・・似てる・・・？
というか、「あそこ」ってどこ・・・？
「浅灯！お前は反省してこい！主人の娘に手を出した事を後悔するんだな！」
いやだから浅灯なにもしてないって！
そんな私の思いも空しく、浅灯は夕灯に泣きながら連れていかれた。泣くほど嫌なのかな？
「いやだああああっ１」
・・・断末魔が聞こえてきた。心が痛むって。おい。
そんなことを思っていると、私はお母さんにだっこされてどこかに運ばれていた。
どこいくのかな？
「フィオネ！大丈夫？」
するとお母さんは優しく心配したような顔をして抱えている私を見てきた。
「あいおうう！」
大丈夫、って言ったんだけど届くかな・・・？
「大丈夫、そっか、よかった・・・」
するとお母さんはほっと手を撫でおろし、安心したような顔をした。
・・・さて、どこに行くのかな？
すると、瞬く間にもう着いていたようだ。
「あう？」
なに？ここ？凄い豪華なんですけど。
「お部屋で休んでいてね。」
そういうと、お母さんは優しく私を抱えていた手を放し、すっごい豪華なベッドに降ろされた。
がちゃん、と扉を閉まる音が聞こえた。
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麦色夕茶(プロフ) - ロアさん» ありがとうございます！これからも精進してまいります！ (2023年2月17日 17時) (
レス) id: 327edc154b (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白いですね!!!!!!!!!!!頑張ってください。！！ (2023年2月17日 16時) (レス) @page5 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
ましろの水葉(プロフ) - キル坊さん» ありがとうございます! (2023年1月28日 20時) (レス) id: b3a1c84e80 (このIDを非表示/違反報告)
キル坊(プロフ) - ましろの水葉さん» GLは女の子同士の恋ですので…早とちりしてしまい申し訳ないです…それと、応援してます！頑張ってください！ (2023年1月28日 20時) (レス) id: a4a1b981d8 (このIDを非表示/違反報告)
ましろの水葉(プロフ) - キル坊さん» 了解致しました。ご注意ありがとうございます。もしglだったらそのまま勘違いしてました... (2023年1月28日 20時) (レス) id: b3a1c84e80 (このIDを非表示/違反報告)
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