添い寝フレンド【WN】 (ページ14)

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私は知らないところで私の情報が回ることが好きでは無い。

目立つような人間だと自覚しているからこそ、なるべく噂とかは把握しておきたいのだ。

ジフンにはなんとなくそれが見抜かれているような気がしてならない。

jn「なんで参加しないの？」

ジュニが真っ赤っかになったスープを飲みながら平然とした顔で言う。よく食べれるね。

『本当は私も参加したかったんだけど、その日カナダに行くの』

hs「カナダ？！」

wz「げ、スニョン飛んだ汚い」

私の言葉に口に含んでいたご飯を零しながらオーバーリアクションなスニョン。

隣に座ったジフンが眉をひそめながら文句を垂れた。

『留学終わってから会ってなかったホストファミリーに会いに行くの』

jn「へー、ホストファミリーとの交流って留学終わっても続くんだね」

実際に中国から現在留学中のジュンは興味津々だ。

『ジュンは学生寮だっけ』

jn「うん、ミョンホもそうだよ」

ミョンホというのはジュンと同じく韓国に留学しに来ている国際学部の一年だ。彼もダンスサークルに所属しているけどあまり交流は無い。

『ホストファミリーとの仲の良さって本当にそれぞれなんだけど、私はホントの家族みたいに仲良くさせてもらってるの』

hs「なんかいいな！！！異国での繋がりが大切な縁に繋がるってなんかいいな！！」

語彙力どこへやら。

興奮したようにそう言うスニョンに、ジフンは呆れながらも笑みを浮かべていた。

『まぁそういうことで、練習にもあまり参加しないと思うから』

三人よりも先に食べ終えたトレーを持ち、じゃ！と挨拶をして人の視線が集まる三人のもとから脱出した。