添い寝フレンド【WN】 (ページ12)

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二限がもう少しで終わる時間帯、そろそろ学食が混み始める時間帯だ。

ウォヌはもう大学に行く準備終わったかな。

人混みの中だと私に話しかけてくる人が多くて面倒くさいため、それを回避するように早めに食堂へと向かった。

早めに来たからか、いつもは売り切れている人気メニューが残っている。

……ラッキー。

人目につかなさそうな端っこの席に座って早めの昼食をとっていると、食堂の入口からザワザワとうるさい声が聞こえてきた。

hs「わ！これまだあんじゃん！ジフナ！売り切れてないぞ！」

wz「うるさい！」

……げ、今日は面倒臭い人達に遭遇する日なのかしら。

どうか見つかりませんように。

jn「あー、Aだ！！」

そんな願いは虚しく、同じ学部のジュンが私を見つけて大きな声を出した。

『やっほー、こんな時間に珍しいね？』

私の問いかけに三人は近付いてくる。

国際学部二年のジュンと、工学部建築学科二年のジフン、体育学部二年スニョンは全員ダンスサークルで、中でも特に私に構ってくる三人だ。

通常はここにウォヌが加わる四人で行動していることが多いけど、私とウォヌは外では他人だから個々で関わることはあっても全員一緒は中々ないのだ。