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♯か細い訴え ページ32

A side









そんな慌ただしい日常に
少しずつ慣れてきた頃だった。









「 斉藤さん…お願いがあるんだ 」









そう言って私の元へ来たのは、
いつも勉強したり本を読んだりしている優等生達。









「 頼むからS9に入ってくれないか! 」





『 へ?? 』





「 あれから目黒蓮は毎日教室にいるし、
食堂の1階にS9がいて、食事が喉を通らない。

こんな日常早く抜け出したいんだ!! 」





『 S9って、そんなに怖い? 』





「 当たり前じゃないか!

君は転校してきたばかりでS9の連中に
気に入られたから知らないかもしれないが、

俺達みたいな底辺は、S9に隠れて平凡な生活を
それなりに楽しんでいたんだ!

それなのに…

君があの日断ってからと言うもの、
あいつらはどんどん俺達の日常にまで入ってきた!

もううんざりなんだ!
頼むよ…頼むから!!S9に入ってくれよ! 」









両肩を持たれて、
彼らの懇願が私の心を突き刺してくる。









彼らのような存在をすっかり忘れていた。









美希「 ちょ、あんたら何してんの!? 」









トイレから戻ってきた美希が、
今の状況を見て慌てて駆け寄ってくる。









「 ヒッ…!! 」









その後に続くように入ってきた目黒蓮の姿を見て、
彼らは後退りをする。









目黒「 Aに何した? 」





「 ヒッ…!ご、ごめんなさい!! 」





目黒「 Aに何したか聞いてんだよ!! 」





『 蓮くんっ!!! 』









一触即発の雰囲気に、
慌てて目黒蓮の腕に自分の腕を巻きつけた。









『 ただ普通に話してただけだからっ 』





目黒「 また嘘つくの?A 」





『 ほんとだよ?
とにかく、一緒に屋上行こう? 』









素直に頷いた目黒蓮は、
私の肩を抱き寄せて教室を出てくれた。





出る間際に振り向くと、

彼らはホッとしたような、悔しそうな、
複雑な表情を浮かべていた。









♯強がり→←♯トマト事件



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leechan - 零さん» コメントありがとうございます!続編も頑張ります! (1月20日 21時) (レス) id: 3dac29f62b (このIDを非表示/違反報告)
leechan - おーやんさん» ありがとうございます!更新をお待ちください! (1月20日 21時) (レス) id: 3dac29f62b (このIDを非表示/違反報告)
- お話、すごく好きです!!続編楽しみにしてます! (1月20日 17時) (レス) id: f20013ee9d (このIDを非表示/違反報告)
おーやん(プロフ) - 楽しく読ませていただいてます!S9最高です!続編がでるの楽しみにしています!! (1月20日 12時) (レス) id: 7c71f694df (このIDを非表示/違反報告)
leechan - 祐莉さん» ご意見ありがとうございます!今後の更新を楽しみに待ってくださるとありがたいです! (1月19日 12時) (レス) id: 4afeda7977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:leechan | 作成日時:2021年1月13日 2時

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