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♯弁慶の泣き所 ページ17

A side









転校初日から休む暇もなかった私の初めての休日。





8時を過ぎても眠気はとれず、
未だにベッドの中に潜っている。









母親「 いつまで寝てるの!! 」





『 疲れてるんだもんっ 』





母親「 女子高生が一丁前に疲れてる
なんて言うんじゃないわよ!

ほら!早く起きなさい!
今日予約入ってるんでしょ!? 」





『 無理ーっ!別の日に変えてもらうーっ! 』









布団を引き剥がそうとするお母さんに必死で
抵抗し続けていると、ふとお母さんの力が緩んだ。









母親「 …A? 」





『 ヒッ… 』





母親「 その甘えがでっかい後悔になって
自分に返ってくるのを、忘れんじゃないわよ? 」





『 行きますっ!すぐに行きますっ! 』





母親「 いってらっしゃ〜い♪ 」









これは、元レディース総長を母に持った娘の
一生拭えない使命なのだ。









:









『 10時から予約していた斉藤です 』





受付「 斉藤様ですね。

呼ばれるまでそちらにかけて
お待ちくださいませ 」









窓際に置かれた長椅子に腰をかけて、
バッグから携帯を取り出して、呼ばれるのを待つ。









渡辺「 はっ!?お前っ 」





『 うわっ… 』





渡辺「 あからさまに嫌な顔すんじゃねーよ 」









私の隣に座っていたのは、渡辺翔太だった。





普段学ラン姿の彼が、

レザージャケットにデニムだと
全く気づかないものだ。









『 ここ、美容クリニックですよ? 』





渡辺「 知ってるわ! 」





『 先輩がいるなんて意外 』





渡辺「 …肌弱いんだよ。

つーかお前っ!このこと絶対言うなよ!? 」





『 言いませんよ 』









学校では絶対王者の彼にも欠点があるのは、
少しだけ好感を持った。





だからって良い人だとは思わないし、
これ以上関わりたくないのも変わらない。









渡辺「 …お前も肌弱いのか? 」





『 いーえ 』





渡辺「 じゃあなんだよ 」





『 秘密です 』





渡辺「 は!? 」









携帯から目を離さず答える私に、
身を乗り出すように近づく渡辺翔太。





何か言いかけた彼の言葉は、
受付の呼名によって遮られた。





悔しそうに立ち上がった彼は、
私を見下ろしてから診察室へと姿を消した。









♯渡辺とパンケーキ→←♯最恐ママ



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leechan - 零さん» コメントありがとうございます!続編も頑張ります! (1月20日 21時) (レス) id: 3dac29f62b (このIDを非表示/違反報告)
leechan - おーやんさん» ありがとうございます!更新をお待ちください! (1月20日 21時) (レス) id: 3dac29f62b (このIDを非表示/違反報告)
- お話、すごく好きです!!続編楽しみにしてます! (1月20日 17時) (レス) id: f20013ee9d (このIDを非表示/違反報告)
おーやん(プロフ) - 楽しく読ませていただいてます!S9最高です!続編がでるの楽しみにしています!! (1月20日 12時) (レス) id: 7c71f694df (このIDを非表示/違反報告)
leechan - 祐莉さん» ご意見ありがとうございます!今後の更新を楽しみに待ってくださるとありがたいです! (1月19日 12時) (レス) id: 4afeda7977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:leechan | 作成日時:2021年1月13日 2時

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