106時間目 ページ6
「さあ〜、もう気が済んだろ？じゃあＥ組の元へ行こうか〜」
「ま、待ってくれっ、まだ心の準備がっ」
学秀とのセッションが終わって、ラファエルことセラに無理矢理連れ出された。
で、今は･･･。
「離してくれ、セラ〜っ」
「離したら(人1)逃げるでしょ？」
Ｅ組校舎に続く坂道をセラに引っ張られていた。
力が無い僕はセラに抵抗できず、引っ張られるしかできない。
因みに、入り口に桃花がいたが、隠密スキルが生きてバレなかった。
･･･やはり闇の世界で生きてきたからなのか、セラも自然とそう言うスキルを身につけていたみたいで気づかれなかった。
「さーて！もうすぐ頂上だね〜」
「うぅぅ･･･」
何で引きこもっている奴がこんなに体力があるんだ･･･っ。
「おーい！Ｅ組のみっなさーん！！」
「大声で呼ぶな！！」
セラが大声でそう言った。
僕は逃げようと激しく抵抗する。
「･･･あの人は･･･！」
「Aを連れて帰った人･･･！」
あああ何人かが反応してるし･･･！
「あっれぇ〜？Aじゃ〜ん」
「ひっ･･･、か、カルマ･･･っ」
セラの腕から逃げようとしていると、肩を掴まれると同時に声が聞こえる。･･･カルマだ。
振り返ればそこにはメイド服やらサンタ服など、コスプレ衣装を持ったカルマが･･･。てか何でそんなの持ってんの･･･。
「おやおや〜？誰かと思えばAちゃんじゃないか〜」
「り、莉桜･･･っ」
カルマと莉桜に見つかってから、視線を多く感じる･･･。
「せ、セラ！！」
「さあ！久しぶりのＥ組だよ！楽しんでおいで！」
そう言ってセラが僕を前に押し出す。
その反動でバランスが乱れる。
「･･･ぁ、ぇと、その･･･」
「数日の無断欠席は何だったのかな〜？」
「うっ」
「俺、ちょ〜寂しかったんだけど〜？」
カルマからの言葉攻めに段々後ろに下がる身体。
･･･そうじゃん、今僕はセラから解放されてるじゃん。
ということは＿＿＿
「＿＿＿逃げるが勝ち！！」
「「「逃げた！？」」」
逃げる、と言うコマンドを選んだ僕は即座に逃げ出した。
が＿＿＿
「＿＿＿っな！？何だこれ！？」
僕は逆さにぶら下がっていた。
って！！今僕制服！！スカート！！一応レギンスはいてるけど、その格好は不味いって！！
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恵野(プロフ) - 柊りあさん» いえいえ！むしろありがとうございます泣 更新は現在時間が取れず出来ないのですが、今週の土日には時間ができるかもしれないので、その日を予定してます！ (2020年1月14日 21時) (
レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - 更新頑張ってください！一からまた読み返したんですけど、やっぱり面白い……!!応援しています！(何回もコメントするの、しつこいですかね？) (2020年1月14日 20時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 柊りあさん» コメントありがとうございます。更新出来ない期間が長かったので、書いた内容を覚えておらず曖昧な所もありますが…汗 これからも見てくれると嬉しいです！ (2020年1月4日 14時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - この作品、面白くて好きです。これからも頑張ってください！ (2020年1月4日 14時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年10月24日 17時
