105時間目 ページ5
どうしてだろう。
「･･･！」
目の前にいるのはただの一般人で、未成年で、光の世界で生きている人間。
でも
「･･･中々やるじゃないかっ！」
「それはこちらの台詞だっ！」
僕の演奏にずれもなく違和感もなく付いてきている。
･･･才能の塊、いや努力の天才･･･か？
僕に似ているのかも知れない。
“必要の無い技術を無駄に習得する所”が
「初めてだ･･･！ここまでのセッションでこんなに心が湧き上がるのは！！」
「僕もだ･･･！何故だろう、終わりたくない･･･！」
開始の数分前に少し打ち合わせた“だけ”なのに、ここまで楽しくて、違和感のないセッションは初めてだ。
体験してきた中でプロとだってやったことがある。なのに、どうしてこんなにも心が高鳴るのだろう。
「行くぞ学秀、ラストパートだ！」
「勿論だ、A！」
＿＿＿僕と学秀の演奏は、大盛況で終えた。
僕の胸の高揚を残したまま。
・
・
・
「･･･！」
「どうしました？イトナ君」
偵察部隊。
Ｅ組校舎にて、本校舎の偵察に自作ヘリコプターを飛ばしていたイトナが短く息を漏らした。
「･･･Aが、いる」
「え、Aさんが？」
ヘリコプターに装着していたカメラに映し出された光景をモニターで見たイトナがそう言った。
その言葉に殺せんせーが反応する。
「あの後、ラファエルって言う人が連れて帰った後、何も連絡無かったもんな･･･」
「でも、無事に復帰できていたならよかったよ」
木村と竹林がそう言った。
「それと･･･、誰かと一緒にいる」
「どれどれ･･･。此奴、浅野じゃん･･･！」
木村がイトナの持っているモニターを覗き込んで、そう言った。
そこに映っていたのは、浅野とAが笑い合っている姿だった。
***
殺Ｑ面白いっすね
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恵野(プロフ) - 柊りあさん» いえいえ！むしろありがとうございます泣 更新は現在時間が取れず出来ないのですが、今週の土日には時間ができるかもしれないので、その日を予定してます！ (2020年1月14日 21時) (
レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - 更新頑張ってください！一からまた読み返したんですけど、やっぱり面白い……!!応援しています！(何回もコメントするの、しつこいですかね？) (2020年1月14日 20時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 柊りあさん» コメントありがとうございます。更新出来ない期間が長かったので、書いた内容を覚えておらず曖昧な所もありますが…汗 これからも見てくれると嬉しいです！ (2020年1月4日 14時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - この作品、面白くて好きです。これからも頑張ってください！ (2020年1月4日 14時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年10月24日 17時
