127時間目 ページ27
No side.
明らかになった超生物の正体。
その話を聞いて、彼の生徒達は何を思うか。
「･･･ひっ！？」
突如聞こえた短い悲鳴。
その悲鳴の主は･･･。
「大丈夫ですか茅野さんっ」
「う、うん･･･」
茅野だ。
そばにいた奥田が茅野の無事を確認する。
何故茅野が悲鳴をあげたのか。
それは･･･。
「ナイフ･･･！？」
渚が茅野の近くに刺さっていたものを見つける。
そのナイフは茅野のそばすれすれに刺さっていて。
「･･･このナイフ、何処かで･･･」
指の間に挟めるほど細く、手に複数持てるように特化したナイフ。
渚にはそのナイフに見覚えがあった。
「･･･！このナイフAさんが持っていたものだ･･･！」
思い出した渚の声に驚きの声があがる。
渚はこのナイフの持ち主がAではないか、と言った。
南の島でAの暗殺姿を間近で見た渚だから分かる事だ。
「殺せんせー、どうしてA抜きで話したの？AもE組の仲間だよ･･･？」
「･･･彼女に話す必要はありません」
中村の言葉に超生物はそう応えた。
超生物の答えに驚きの声があがる。
「･･･彼女は私の話を聞かなくても、全て知っているでしょう」
超生物の言葉に皆が疑問を抱く。
･･･と、その間にも次々とナイフが飛んでくる。
それを超生物は自身の触手で弾く。
「･･･来ましたね、Aさん」
超生物が見つめる先には、何時しか見た黒いマントを着た人物がゆっくりと歩いてくる姿。
その人物は右手に３本のナイフを構えている。
＿＿＿その姿はここにいる誰もが見たことあった。
暗殺者レオン･･･『AA』だ。
「何故茅野さんを狙うのですか！！」
「･･･どいてよターゲット。僕はその女に用がある･･･！！」
超生物の声に応答した声は中性的な声･･･Aの声だった。
深く被ったフードで彼女の顔は見えない。
なおも彼女はナイフを茅野に投げ続け、超生物はそれを弾く。
「･･･っ、どいてったら！！！」
Aが怒鳴った瞬間、茅野に向かって突進する勢いで突っ込んできた。
その手には、先程まで投げていたナイフとは違うものを構えていた。
「･･･殺すッ！！手を出した事実は変わらないッ！！」
その目はいつもの水色では無く、赤色だった。
闇夜で不気味に輝く赤色は鋭いものだった。
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恵野(プロフ) - 柊りあさん» いえいえ！むしろありがとうございます泣 更新は現在時間が取れず出来ないのですが、今週の土日には時間ができるかもしれないので、その日を予定してます！ (2020年1月14日 21時) (
レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - 更新頑張ってください！一からまた読み返したんですけど、やっぱり面白い……!!応援しています！(何回もコメントするの、しつこいですかね？) (2020年1月14日 20時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 柊りあさん» コメントありがとうございます。更新出来ない期間が長かったので、書いた内容を覚えておらず曖昧な所もありますが…汗 これからも見てくれると嬉しいです！ (2020年1月4日 14時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - この作品、面白くて好きです。これからも頑張ってください！ (2020年1月4日 14時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年10月24日 17時
