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「できちゃった、って･･･、何が？」
「イプシロン戦で見せたDF技か？」
円堂が疑問の声をあげた中、鬼道が前回の試合で見せた技のことか、と問う。
春奈はそうだと答え、その横に立て居る木暮は「ウッシッシッ」と笑って(？)いる。
「すごいじゃないか木暮！見せてくれよ！」
「見せてやってもいいよ」
染岡のお願いに、自信満々に答えた木暮。
「僕は染岡さんの隣に座っておこうっと」
「あ？行かねーのか？」
「今日は運動しないでって言われてるんで」
Aが染岡の隣に座りながら、そう言った。
Aが言っているのは本当の事である。
木暮を中心に、皆が囲む。
「さて、どんなものなのか･･･」
Aは膝に肘を立てて前のめりになり、その手に顔をのせる。
塔子がボールを木暮に向かって蹴る。
木暮は空高くジャンプしたかと思ったら、宙返りになって回転し始めた。
木暮に向かって放たれたボールを、綺麗に捌いていく。
「･･･へぇ。やるじゃん」
「お前から見てもすげーって思うのか？」
「まぁ僕にはかないませんけどね」
染岡の問いにAはそう答える。相変わらずの生意気口調に染岡は苦笑いを浮かべる。
一通り終わると、風丸が染岡を支えにこちらに来て、二人一緒に木暮の元へ行った。
Aも少し遅れて皆の円に混ざる。
「よぉ〜っし！皆、木暮に続け！この勢いでもっともっと強くなろうぜ！」
「「「おう！！」」」
皆が円堂の言葉に返事する。
「俺さ、サッカーやってて良かった。染岡とも出会えたし、こんなに仲間が増えた。サッカーってやっぱりおもしれぇって思った！だから、宇宙人にも、サッカーは楽しいんだって教えてやろうぜ！そうすれば、皆平和にサッカーできるじゃないか！」
円堂の言葉に、Aは目を見開く。
「(そうだよ、皆の目を覚まさせる･･･。サッカーの楽しさを、思い出して貰うんだ･･･！)」
Aは皆が再び声をあげている中、一人違うことを考えていた。
「(この中で
Aは決意を更に固めたのだった。
・
一週間後 大阪へ出発する日。
「頑張れよ、A」
「勿論。待ってますよ」
染岡とそう話して、Aはキャラバンに乗り込んだ。
キャラバンは大阪に向かって発進した。
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恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» ありがとうございます…！ 中々更新に手が回らず、ずっと下書き状態で止まってるものばかりですが、作ったからには完結させたいと思っていますので、お時間あるときに覗きに来ていただければと思います！ (2023年3月12日 15時) (
レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» 他の作品も楽しみに待ってますね！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» キャラの特徴掴めてましたか…！？ 所々こんな一面もありそうだなっていう想像や捏造がほとんどでしたが、違和感なく思えていただいてたみたいでよかったです！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» いえいえ、恵野さんが作る作品は、面白いところもあるしキャラもちゃんと掴めているので見ていて、尊敬できます！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» まだまだ拙い部分がありますが、そう言って頂けるとは感無量です泣 (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年8月25日 19時
