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！！今作から、視点を夢主に変えます！！
***
夜
「こっちのスピードに慣れるようにしないと･･･」
アンクルウエイトの重さを変えたので、この重さで動けるように僕は走り込んでいた。
うん。前より動きやすい。
暫く走った後、水分補給をしようと用意した水筒とタオルが置いてあるベンチに向かう。
「･･･ぷは〜っ、走った後のドリンクは生き返る〜」
静かなグラウンドに、僕の声が響く。
少し休憩してから、再び走り込もうと思っていたその時。
「＿＿＿こんばんは、Aちゃん」
「っ！？」
後ろから誰かに抱きつかれる。
･･･この声は。
「ヒロ、君･･･？」
「そうだよ」
離されたので、後ろを見るとそこには赤い髪の少年･･･ヒロ君がいた。
「あ、そうだ！この前、ジャケットをかけてくれてたんでしょ？持ってくるからちょっと待ってて」
僕はそう言って、荷物が置いてある場所へ急いで向かった。
・
「はい、これ。ありがとう」
「別にそのまま持っていて良かったのに」
「僕じゃ大きすぎてぶかぶかなんだもん。ヒロ君のものなんだし、持って帰ってよ」
僕はヒロ君のジャケットを渡しながらそう言った。
「もう遅いんだし、切り上げたら？」
「うーん、まあ時間も時間だし、そうするよ」
僕はヒロ君の言葉に頷き、片付けを始める。
「･･･じゃあねAちゃん。“また明日”」
「うん、また明日･･･って、え？」
ヒロ君の言葉に疑問を持った僕は、訊こうと後ろを振り返ったが、ヒロ君は既にいなかった。
･･･そもそも、なんでここに居たの･･･？
・
次の日
「どういうこと･･･？円堂さん、もう一回言ってください」
「だーかーら、１２時に練習試合を･･･」
「“誰”が、申し込んだんですか」
「誰、って･･･。『ヒロト』だけど･･･」
僕が円堂さんに尋ねていたとき、春奈が時刻が１２時になったことを知らせる。
＿＿＿嫌な雰囲気が流れる。
「これって･･･イプシロン！？」
「来た！！」
皆の方向に、首を向けると＿＿＿
「ヒロ、君･･･！」
そこに居たのは、ヒロ君に、レーちゃん･･･、今まで見なかったメンバーがいた。
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恵野(プロフ) - 銀世界の姫騎士 レオさん» コメントありがとうございます。私の気分で更新するかしないかが決まってしまうのですが…汗 ありがとうございます！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - すごく面白いです！これからも、無理せず頑張ってください！^^* (2020年3月11日 21時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 聖ニャンさん» コメント遅くなりすみません…！汗 励みになります！ありがとうございます嬉涙 (2020年1月16日 17時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
聖ニャン(プロフ) - 凄く面白いです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年12月24日 23時) (レス) id: 69449d120b (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 水琴さん» コメントありがとうございます。更新は不定期ですが、宜しくお願いします！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年11月4日 12時
