にひゃくご ページ11
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龍宮寺「これより東京卍會緊急集会を始める！！」
いつものように龍宮寺の号令で集会が始まる。
しかし、今日の集会はこれまで感じたことのないような緊迫感に包まれていた。
龍宮寺「昨日、ウチのメンバーが東京各所で襲撃にあった。横浜の“天竺”ってチームの仕業だ」
「天竺？」
「知ってるか？」
「横浜？なんで神奈川のチームが東京に？」
龍宮寺「天竺は最近になってできたチームだ。どんなチームかまだわかんねぇ！」
天竺はどんなチームで構成されているのか。
何故、東卍を襲撃されたのか。
とにかく情報を集めた。
松野「俺らを襲ってきたのは“望月隊”と名乗ってました」
龍宮寺「望月隊？」
ナホヤ「
「"S62世代”の一人だ！」
誰かがそう叫び、有名なのだろうかと花垣は不思議そうな顔をした。
『その人、わたしとタカちゃんのところにも来たね』
三ツ谷「ああ。あと、天竺の主力は望月じゃねーよ」
ナホヤ「あン？」
三ツ谷「天竺には“灰谷兄弟”もいた」
「灰谷兄弟って六本仕切ってるあの灰谷！？」
「“S62世代”連中ばっかりじゃん！」
三ツ谷「本当に何もされてねぇんだよな？A」
三ツ谷は蘭にブロック塀で殴られ、意識を失ってしまったので灰谷兄弟が乱入した後のことを知らない。
気づいたら病院で手当を受けた後で、Aからは「あの後すぐに立ち去った」としか聞いていなかった。
『うん……。ちょっと話したけど、あの後すぐに他の東卍メンバーを探しに行ったよ』
三ツ谷「アイツら一体何考えてんだ…」
龍宮寺「マイキー、他でやられた連中みんなが口を揃えて言っていた。斑目にやられた…と。」
万次郎「なるほど…俺らが潰した九代目黒龍の亡霊か…」
『九代目黒龍…』
武藤「その斑目もS62世代の一人だ」
万次郎「つまり天竺はまとまるはずのないS62世代の連中が一つになったチームってことか…」
龍宮寺「東卍との因縁も深そうだな」
『因縁…』
三ツ谷が意識を失っている間、望月や灰谷兄弟と交わした話の内容をAは話すことができなかった。
嗚呼…そういえば、イザナも“S62世代”だったけ。
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ゆず(プロフ) - いっちゃんさん» すみません。コメントありがとうございます。微修正や下書きをして保存した際に通知が届いてしまったのだと思われます。その際は更新通知をオフにしていたつもりでしたが、漏れていたようです。ぼちぼち更新していきますので、お待ちいただけますと幸いです！ (2023年3月1日 17時) (
レス) id: 5e3b7e37d3 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - すみません、更新通知が届くのですが、どれもNEWと表示されてなくて、、、続きが更新されてるのでしょうか。 (2023年2月5日 21時) (レス) id: 3e516dda96 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - すごく面白くてすごく大好きです文才天才すぎです、、何回も読み返してます、、これからも無理ないペースで更新していただけたら嬉しいです！完結までついていかせてください！！ (2023年1月16日 4時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
こーが(プロフ) - ありがたきお知らせ…！楽しみにしておりますが、無理せずご自愛ください…！ (2022年11月23日 9時) (レス) id: da454ef0ae (このIDを非表示/違反報告)
ミルねこ - おもしろい！おもしろすぎて、ここまで一気読みしちゃいました！それぞれのキャラクターの心情が細かく書いてあって人物により近い視点で物語を読み進められました！続き、楽しみにしてます！ (2022年7月21日 21時) (レス) @page28 id: 0b8b35e0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2022年5月10日 19時
