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そんなことがあり、
なんだかはっきりしない自分と、信用しきれてない自分と、樹くんにこれ以上悲しい顔させたくない。という思いで、
一緒に帰ることも断るようになり逃げるように距離を置いた。
それから、しばらくして高校３年間の中で１度しかない
大イベントの修学旅行in沖縄を向かえる。
私たちは、遠足と同じグループで行動することになった。
沖縄行きの飛行機に乗っているとき、
「マジ、沖縄楽しみ〜！！！それで？それで？樹とはどうなの？」
美香が興味津々で聞いてくる。
私も聞いて欲しかったので、素直に美香に話す。
「・・・今は距離置いてる・・・樹くんは私のこと本気っていってくれたけど、私が樹くんを信じきれなくて・・・それで、どうしたらいいかわかんなくて・・・」
「そっかぁ・・・そうだよね〜でも、本当に樹は女の子関係切ったみたいだよ？樹、由衣といる時の方が楽しそうにしてるし、今となっては樹が由衣のこと探してんじゃん。前と立場逆転しちゃってんの、面白いね」と笑う。
美香が言うように、距離を置いてからも樹くんは私の姿を探しては声をかけてくれていた。
距離を置いてるのが申し訳ないくらいに、一生懸命私に声をかけてくれる。
それでも、私はどうしたらいいかわからず無視してしまうことが多い。
「私は樹と仲良くないしそんなに彼のこと知らないけど、もうここまで来たら由衣次第じゃない？やっと片想いが実ろうとしてるんだよ？これも大切な片想いが実るチャンスじゃん」
そうだよね、あとは自分次第・・・
それがわかっているからこそ慎重になってしまう。
「でも、夏に告られてもう冬突入だよ？それまで待っててくれてる樹もすごいわ・・・」
「遊びだったらそこまで待つ？普通・・・樹以外とやるねぇ〜」と美香は感激した。
美香の言う通りで、樹くんと夏に海に行ったときに告白されてから、もう３か月以上も経っていた。
そんなに待たせているのに、まだ急かさずに待ってくれている。
こうして、今も私が距離を置いてしまっても離れることなく一生懸命に声をかけてくれている。
もう信じてあげてもいいのなか・・・？
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えーじ(プロフ) - I LOVE sixTONESさん» コメントありがとうございます！！その感想最高です！推し愛が伝わりました！！笑 (2019年9月21日 18時) (
レス) id: c9219c5749 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - あぁぁぁぁぁぁぁ じゅったん好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃ という感想です(笑) (2019年9月19日 0時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えーじ
| 作成日時：2019年8月16日 14時
