gからの内通者【wrwrd!】 (ページ8)

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思惑ページ8

グルッペンside

ショッピたちがグラシアを連れ、案内に出た。
彼女は正に逸材だ。

os｢まさか、g国出身の子やとはなぁ。｣

周辺諸国はg国に手を焼いている。
あの国は完璧なのだ。

戦争を仕掛けても敗戦に追い込まれ、国交しようとしてもシャットアウト。
しかし、貿易をせずとも暮らしていける資源の豊かさ。

内情がどうであれ、国民が上を尊敬し狂信するには十分な程だ。
g国に戦争を仕掛ける気はない。
だが、来ないよう手を打っておく必要はある。

gr｢トントンの仕事も楽になりそうだし、良い選択だった。｣

tn｢お前らがちゃんとすればまだ楽なんやけどな。｣

キツい視線からは目をそらす。
珍しく、コネシマたちも彼女が気になっているようだ。

理由はショッピが自ら案内役を勝手でたから。
確かに彼はそういう事をする人物では無い。

kn｢あの学校最後まで出ただけあって見所があるな。｣

sha｢うちに欲しかったなぁ…｣

ht｢あんなんみんな欲しいに決まってるじゃん。｣

正に完璧。
国への忠誠心も厚いと見える。

os｢外交官に欲しかっためう～…あの子なら第2外交官にできたし。｣

tn｢本当にうちには勿体ないくらいの子だわ。｣

新しい仲間もできて、俺は満足だ。
エーミールに入れてもらった紅茶を飲み干し、書類へ向かった。