歌い手の皆さんと一緒にシェアハウスに住むことになりました！2！！

50話ーリクエストー（トーラン） ページ10

A目線

A「行きませんよ。っていうか僕、今日は友達と来てるんで…。」

そう言って、僕は男の人達を睨んだ。
ま、普通に一人で来てたとしてもついていく訳がないと思うけどね。

男の人2「え、今僕って言った？もしかして、僕っ子なの。しかも、目の色緑とか！そういうのも良いねぇ！」

なんか変な趣味の人が居るんだけど…。
引くわ。

男の人3「まぁまぁ。ちょっとだけ遊ぶだけだし、友達も今はどっかに行ってるんでしょ？友達が来るまでには帰してあげるからさ。」

そう言って、僕の肩に手を置いてきた。
本当に離してほしい。汚い。
そして、チャラい←関係ない…。

A「本当に離してください。じゃ、もう僕行きますから…他の人と遊んで下さい。」

と言って、僕が別の場所へと行こうとした瞬間…

男の人4「おっと、逃がすわけないじゃん。」

そう言って今度は、手首を強く握られた。
そして、路地裏へと連れ込まれた。
コイツら何したいんだろう。殺意が湧いてくるわ。

A「やめて下さい！警察呼びますよ！！」

と出来るだけ大きな声で言った。
マジで怒るぞ…。

男の人1「そんな事、言ってられるのも今のうちだから…。」

そんな事を言われて、手首を掴まれ…口を塞がれた。
喋れないし抵抗も出来ないじゃん…。
どうしよ。助けを呼ぼうにも呼べないし。

男の人2「本当に可愛い顔してるね。あれ、泣かないの？」

男の人3「こういう時って、ほとんどの人が泣くと思うんだけどなぁ。」

嫌、ただ単純に気持ち悪い。触んないでほしい…。
アンタ達のために涙なんて出す訳がないじゃん。
ああ…どうしよう。もうすぐ、天月君との待ち合わせの時間になっちゃうなぁ。

男の人4「あれ…ぼーっとしちゃってどうしたの？マジで泣いちゃう？」

そう言われたから、できる限りで睨んだ。

男の人4「おおっ…怖い怖い。」

何が怖いんだよ。
ずっと笑顔じゃん…本当に僕で何がしたいの。
遊ぶって何で遊ぶんだよ。

男の人1「助けは誰も来ないから…今からたくさん遊ぼーね。」

キモい。怖い。
天月君とか誰かが助けに来れば良いのになぁ。
そんな事を考えていたら、誰かが僕の事を呼ぶ声が聞こえた。
ま、気のせいでしょ。

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