その女、赤井の婚約者 Ⅱ (ページ3)

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【過去編】1 ページ3

｢(人1) Kagura.｣

｢Yes,Sir!(はい)｣

FBI入隊試験という難関を突破し、更なる難関＿＿
現在ここはFBI研修施設、｢FBIアカデミー｣。

今日から20週、約半年ほど私はここでFBIのノウハウを学ぶ事になる。

と言ってもこの中から何人も落とされていく。
どこまで生き残れるかは自分の技量次第である。

｢Hey!(ねぇ)私、ルーシー！よかったら仲良くして？｣

｢私はA。嬉しいわ。友達できるか不安だったの。｣

｢それはよかった！アナタ、日本人？ハーフ？｣

｢国籍はアメリカだけど、日本人よ。｣

｢そうなのね！アナタの瞳、タンザナイトみたいに綺麗だから気になって声かけたの！｣

｢ありがとう。あなたもキレイなキャラメルブロンドの髪の毛よ。｣

ルーシーは心理分析官を目指してるようで、前職は心理士だそうだ。

確かに、彼女の話し方にはトゲがなく、きっと優秀な心理士だったのだろうと思った。

｢早速明日から座学に実技にあるみたいね。A、頑張りましょ！｣

｢えぇ。最後まで生き残って一緒に卒業しましょう。｣

その後も何人かに声をかけられたが、ほんとに挨拶程度で終わった。

その日はいい夢を見た。

私とルーシーがFBIのジャケットを来て、捜査に出向いてる夢を。

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FBIの事情なんてほんとに知らないのでそこら辺は大目に見てください🙇‍♀️

過去編じゃないお話も思い着き次第更新の予定です🙌