歌い手の皆さんと一緒にシェアハウスに住むことになりました！

25話 ページ29

A目線

この坂田とか言う奴、センラさんが食べ物で釣れば起きるよとは言っていたものの…。
こんなに早く起きるとは…食べ物の力、恐るべし！！ですね。

さて、次は…

A「そらるさん。かな…。」

コンコンッ

毎回、ノックするコトハちゃんって偉くないですか！？
自分で言うのもなんですが偉くない！？
ねえ！誰か褒めて！！！

やっぱり、返事がない…。
という事は、突撃！！しましょう。

A「失礼しまーす！そらるさん！！起きて下さい！」

そらる「うーん…。」

全然、起きないんですけど…。
よし！こうなったら叫ぶか！！

そらるさんに近づいて、耳元の方がいいかな…。

A「スゥ…そーらーるーさーん！！おーきーて！！！！」

これで起きなければ…。

そらる「何？朝からうるさいんだけど…ていうか近い。」

あ、流石に起きたわ。
でも、そんなに近かったかな。
でも、ちょっと機嫌悪くね…。

A「だって、全然起きないんですもん。」

そらる「だからって耳元で叫ばなくても…。」

A「普通に呼んでも起きないですよね。これからは、こうやって僕が起こしてあげますよ！！」

僕が自信満々な態度で言うと、そらるさんに鼻で笑われた。

そらる「ハイハイ…でも耳元で叫ばなくてもいいから。ちゃんと身体を揺すってくれれば起きると思うから。」

A「分かりましたよ！っていうか、皆もう集まってるんで行きましょうよ！！」

そらる「え、もっと早く起こしてよ！！」

A「だから、起こしたって言ってるんじゃないですか！！もう行きますよ！！！」

そらる「分かった。先、行っといて！」

A「はーい！分かりました！！」

もう、さっきから起こしたって言ってるのに！！
すぐに機嫌が悪くなっちゃうからなぁ。

まあ、リビングに戻ろうっと。

天月「おっ、帰ってきたね。そらるさんは？」

A「先に行っといてって言われたんだ。もう朝ご飯食べちゃおうよ！！」

そらる「先に食べるなし…。」

A「くそッ、もう来たか！！」

志麻「何、二人で話しとるんや。」

坂田「早く食べようや！！」

A「ゴメンね…じゃあ」

皆「「「いただきます！！」」」

皆で揃って食べる朝ご飯はとても美味しかった。

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