歌い手の皆さんと一緒にシェアハウスに住むことになりました！

23話 ページ27

A目線

A「あ、じゃあ僕お風呂入って部屋に戻って寝るね〜。おやすみ〜！！」

そらる「まだ寝れるんだ…。」

うらた「凄いな。」

96猫「ちょっと引くわ。」

A「え、引かないでよ！！とにかく寝るね〜おやすみ！！！」

まふまふ「おやすみ〜。」

坂田「うん！おやすみ〜。」

そんな普通の話をして、僕は皆の居るリビングを出た。
あ、そう言えばluz君は今から帰るのかなぁ。とか思いながらお風呂場に着いた。

服を脱いで自分の醜くて汚い体を見る事は好きではない。
でも、お風呂であったまる事は好きだしどっちかなぁ。とか考えていた。

A「あ、もうすぐでここの痣が消えそうだな。」

そんな事も考えていた。

A「ふぅー、温まる！！」

そしてようやく、自分の部屋に戻ってきてさっき投稿した動画を見た。

A「えっ！もうこんなに再生回数が…。」

少し、いや…凄く驚いた。
視聴率が再生回数がすごい事になっていた。
まあとりあえずツイートしよう。

コトハ＠kotoha

先程、投稿した『恋に溺れて』がたくさんの方に見てもらえているようですね！！

初めてのコラボで緊張した所もありますが…楽しかったです！！
もっともっと、見て私の事を知ってください！！！


A「こんな感じで良いかなっと…送信！！」

思っていたよりもアンチが少なくて安心した。
天月君のファンの人もまた歌ってコラボしてほしいと言ってくれるコメントもあった。

ああ、こんなにも沢山の人に愛してもらえているんだな。と思えると嬉しくなる。

A「そろそろ寝ようかな。」

嬉しい思いをしているうちに寝た方が幸せな気持ちで寝られる。
今日は、いい夢が見れそうだな。

A「おやすみ…父さん、母さん……。」

ふと結局、僕は父さんと母さんが好きなのかなと思った。
そんな事どうでも良いのにな…。

また明日が来たら頑張ろう皆が一日中、笑顔で居られるように。
その為には、僕が一日中笑顔で居ないといけないから僕はまた仮面を被る。


コトハという仮面を素の“私”を見せたらきっと皆を幸せに出来なくなってしまうから…。

誰にも知られないように、“私”がどうなっていてもいい。
皆が幸せになれば良いだけだ。

でも本当は…

A「どれが正解かなんて分からないな…。」

正しい答えが分からなければ、自分が知っている最善策を行うだけだよ……。

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