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「朝の日常」 ページ2

『ピピピピ ピピピピ』

午前5時45分。

規則正しいアラーム音だけが、暗い部屋の中に響く。


「んぅ・・・」


布団の中に潜ったまま、腕だけを布団から出して目覚まし時計の頭のボタンを押す。

『ピピピp』

その瞬間に音は止まった。


再び流れる静粛。


しかし、その時間も数分経てばまた目覚まし時計によって破壊された。


『ピピピピ ピピピピ』

「・・・」

『ピピピピ ピピピピ』

「・・・」

『ピピピピ ピピp』

早く起きろ、と急かすように鳴る目覚まし時計を止める。

止めた時に目覚まし時計をベットから落としてしまったのか、床の辺りからガシャンと音がした。


「・・・ぅるさいなぁ・・・起きればいいんでしょー・・・」


そこで初めて布団から顔を出した。

まだ半開きの目を擦って時計を拾い、時刻を確認する。


「・・・5時54分・・・」


顔の近くにある為、目覚まし時計からコチ、コチと秒針の動く音が聞こえる。


それを数回聞いた後、はっ、とようやく我に返り、布団から出た。


あくびをしながらパジャマを脱いで、寒いからすぐに制服を着る。


だけど制服も冷たくて。


自分の腕をさすりながら、父と母、それから兄を起こさないように、できるだけ静かに階段を降りて洗面所へ向かった。





洗面所の電気を付けて、水道水を流す。


勿論、あたたかい水で。


コップにお湯を入れて、うがいをして、顔を洗った後に傍にあったくしを使って髪を整えた。


一通り済ませた後は、また忍び足でリビングに向かい、電気、こたつ、エアコンを稼動させて食パンを一枚トースターに入れた。


その間に家族の為にコーヒーメーカーを使ってコーヒーも作る。



いつからだっけ、私がこんなに無駄に早起きするようになったのって。
ぼんやりと、そんな事を考えていた。


本来なら、7時に起きても全然問題無いのだけれど。


もうすっかり冴えた頭を使って記憶を遡る。

ああ、そうだ、確か夜の間に塾の宿題が終わらなかった日があったから、朝早起きして宿題の続きをしようって事になって、


いつの間にか、それが日課になってたんだっけ。





トースターの音が、チンと鳴った。

「朝の日常 2」→←「現実の話にプロローグなんて存在するのだろうか」



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もやし - ぇっとね〜、私誰かわかるよね?・・・そうだよそれだよ「もやし」って叫んでた人だよ(((蹴   小説すごく良かったよ〜(・ω・*) (2014年9月23日 9時) (レス) id: 4a358698ee (このIDを非表示/違反報告)
TM - え?これってリアルであったこと書いてんの?だったら怖いwww (2014年6月6日 18時) (レス) id: 350208596c (このIDを非表示/違反報告)
かたのつむり(プロフ) - アイさん» おま・・・ちょ削除されたいの?←営業妨害は止めてね!?うん!更新頑張るけども!? (2014年6月1日 20時) (レス) id: 62ae42449c (このIDを非表示/違反報告)
アイ - ハロー♪マジで来たよ〜^_^ えっと〜、、、話すことない← ということで!←立ち直った 笑 更新がんばー、じゃあねーバイバーイ^_^ (2014年4月21日 22時) (レス) id: da58e5af9f (このIDを非表示/違反報告)
かたのつむり(プロフ) - アイさん» はい、すいません、俺何も聞いてねえ←あ、あとこういう話は私のボードで話そう、こみゅーの方で、ね?(( (2014年3月27日 20時) (レス) id: 62ae42449c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かたのつむり | 作成日時:2014年2月27日 21時

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