異能の国のアリス

3. 幹部補佐はマジレス大好き ページ4

やあみんなお待ちかね
アリスちゃんの時間です
こうしてセンター分けの可愛い子に
名前を呼ばれてからというもの

国「覚えてませんか？」

「ごめん」

国「ほんとに覚えてませんか？」

「うん」

この繰り返しである

ここのマネージャーは名前を
『石川 姫乃』というらしい
なんともかわいらしい名前だ(白目)
私なんか地獄の獄に兎だぞ地獄の兎だぞ
なんて物騒な名前だ

ｶﾞﾗﾗﾗ
姫「ふぅっやっとあきましたぁ」

………名前可愛くてもこれじゃあな((
あ、いや別に顔可愛くない訳じゃないけど
私には敵わないよね(事実)
スタイルだって私ほらボンッキュッボンだし←
ほらあの子キュッキュッボンやろ？？←
あ、いやキュッフワッボンかもしれない←

「こんにちは！1年生…の子だよね！私今日からここのマネージャーになるの！3年2組の獄兎アリスだよ！よろしくね！」

第一印象は大事だ。すごく。
中也さんに初対面で「小さい」って言ったせいで
この扱いだよ
にしてもこの子問題無さそうだけど……ぶりっ子以外は

姫「ぇ……や、やっぱり私だけじゃぁ力不足でしたよね…すみませんでした………ｸﾞｽｯ」

あ、これかー！！←

及「そうじゃなくてね、この子がどうしてもやりたいって言うから！」

「あ、ダメならダメでいいただやるからにはちゃんとやるしそこははっきりさせて欲しいな」

国「先輩めっちゃ真面目ですね」

「照れるやめて」

国「それ照れてる顔じゃないです」

姫「く、国見くんわぁ私、いらなぃ？ｸﾞｽｯ」

いらねぇよ←
なんて言ったらまた泣くだろ

「ねぇ石川さん！」

姫「なぁに…？」

「先輩には敬語を使おっか！」

まぁ私も人の事言えないけど((

姫「どぉして？」

「どぉして？って言われてもそれが"普通"なの分かるかな？」

及「ちょ、ちょっとアリスちゃん！」

「なに？」

及「そんなに言わなくてもいいんじゃない？」

「逆に甘やかす必要も無い
バレー部なら試合もあるんでしょ？マネージャーがこんなだとまともに練習もできない」

姫「そんなに言わなくてもいぃじゃないですかぁ！」

あ、敬語使ったねえらいえらい


「でも事実なの分かるかなぁ？分からないなら私が教えるよ？私教えるのは得意だから！」

さっさと帰りたい
これが本音だ

「あ、そーだ私入部届け出しに来ただけだった。じゃあまた放課後」

ふっ私カッコイー←
や〜もう心臓バックバク

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