終わりのセラフ-vampire edition-

吸血鬼のミカエラ・レン ページ14

神戸 三宮


「よ…ヨハネの四騎士だ！！」

「逃げろ！！皆殺しにされるぞ！！」

「あっ！！」
１人の少女が小石につまづき、少女にヨハネの四騎士が迫る

「は……」

「！？」

ミカ「剣よ」

レン「剣よ」
俺とミカ兄がヨハネの四騎士を倒したことにより湧き上がる

「きゅ吸血鬼が助けにきてくれたぞ！！」

「助かった！！」

「これで俺たちも大阪みたいに吸血鬼の方々に守ってもらえる！！」

「あはは守るだって」

「笑わせるね」

ラクス「家畜を守るかよ 飼う──の間違いだ」

ミカ「………」

レン「………」

ラクス「しかし君たちはさすがに強いなぁ〜」

ラクス「百夜ミカエラくん、レン君」

ラクス「まだ吸血鬼になってたった4年なのにその力」

ラクス「第三位始祖クルル・ツェペシ様の血を飲んで吸血鬼化したって噂はあったけど…」

ラクス「あれはやはり事実なのかな」

「素性はどうあれ」

レーネ「元は人間でしょう」

レーネ「独断専行して手柄を二人占め───所詮はあさましい欲深い人間あがりよ」

ミカ「……手柄に興味はない」

ミカ「君たちの好きにしていいよ」

レン「………」

レーネ「聞きなさい」

レーネ「この地は吸血鬼が守り支配することになります」

レーネ「みなさんの安全を保障するかわりに 我々はみなさんに血液の提供をお願いすることに…」




「……あ あの…」

「お二人は命の恩人です…ありがとうございます」

「…あの…」

「お礼に私の血を吸ってください…」

「お二人になら……私……」


これはキオクだ

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