第三十一話 ページ34
結果は兄さんの勝利。兄さんは轟さんが
炎を消したことに怒ったが、先生によって
眠ってしまった。
轟さんは最後、何を思ったのか。なんで、
個性を消したのか。それはきっと轟さん
本人にしか分からないんだろう。
「・・・よし。これでまとめられたかな。」
表彰式を見る気はないため、メモに今までの
ことをまとめて鞄にしまった。
観客席から立って、出口を目指して歩く。
この内容で次の襲撃予定が決まる。今度こそ
俺達は勝たないといけない。
「光樹・・・。」
「！！・・・こんにちは、轟さん。」
轟さんは表彰式に出るから会わないかなと
思っていたが、まさか会うなんて。
「なんでここにいるんだ・・・。」
「・・・偵察、とでも言っておきます。」
轟さんを見ると特に大きな怪我は見当たら
なかった。轟さんも出久さんみたいな怪我
をしていたらと、心配だった。
兄さんも心配だったがおそらく大丈夫。
だって、兄さんは頑丈だから。
「お前・・・、爆豪の所に行かなくていい
のか？弟なんだろ・・・？」
「なんでそう思うんですか？」
轟さんには兄さんについて何も言ってい
ない。それなのに、どうしてそう言えるのか
表情には出ていないと思うけど、内心は凄く
焦っている。
「なんとなくっていうのもある。けど、お前
は爆豪と似てる。他人にしては似すぎる。」
「なるほど。・・・改めて、俺は爆豪光樹。
轟さんのいう爆発の弟です。」
『改めて』
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村人A(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - こういうの待ってました！面白い (2018年10月24日 19時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - あっぷる。さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！！ (2018年10月21日 20時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - どストライクな小説です！これからも頑張ってください！ (2018年10月21日 17時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - ありがとうございます。訂正しました。 (2018年6月28日 10時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年6月17日 23時
