第三十話 ページ33
試合が始まった瞬間、轟さんは大氷結を
出した。兄さんは爆破で迫る大氷結を壊す
大氷結の中から出てきた兄さんは轟さんに
向かっていく。轟さんは兄さんを氷漬けに
しようと捕まえようとした。
「攻め方が、大雑把だ！！」
「ばーか！！」
兄さんは爆破で器用に避けると、轟さんを
掴んで叫びながら投げた。
確かに大雑把だけど、ばーかって・・・。
「どんな時にでも口が悪いって逆に凄い。」
そういうところは似なくて良かったと思う
兄弟揃って口悪いって凄いからね。
場外になる前に轟さんは氷で滑って場外を
回避。そこに兄さんが飛び込んだ。
兄さんの腕を掴んだ轟さんは炎を出さずに
そのまま兄さんを投げた。
「・・・。」
兄さん相手だったら使うかもと期待した。
でも、兄さん相手でも使わなかった。
使えばいいのに。何を躊躇うのか。
考えたけど、使う使わないを決めるのは轟
さん。俺はすぐに考えるのをやめた。
「てめぇ、コケにするのも大概にしろよ。」
案の定、兄さんは怒った。それは仕方ない
「轟くん！！」
観客席から治療された出久が叫んだ。
「負けるな！！頑張れ！！！」
それは轟さんの炎を使わせた出久さんだから
響いたのかも知れない。
轟さんは炎を使った。
だけど・・・最後の最後で轟さんは炎を消し
てしまった・・・。
『相手』
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村人A(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - こういうの待ってました！面白い (2018年10月24日 19時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - あっぷる。さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！！ (2018年10月21日 20時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - どストライクな小説です！これからも頑張ってください！ (2018年10月21日 17時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - ありがとうございます。訂正しました。 (2018年6月28日 10時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年6月17日 23時
