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第四十二話 ページ3

あれから、4時間経った。時刻は夜の7時。
死柄木さん達は帰ってきていない。


「そういえば、いつ決行するのな聞いて
なかったな・・・。」


あの時、冷静になって聞いておけば良かった


部屋には本が散らばっている。こんな所を
黒霧さんに見つかったら怒られてしまう。


「・・・片付けしとこう・・・。」


片付けをしている間、昔のことを考えていた


何故、個性が出ているかすら分からなかった
子供の俺を死柄木さん達は勧誘したのか。


普通なら、個性が出ている兄さんを勧誘する
はずだ・・・。


個性は絶対に出るとは限らない。もしも、俺
が無個性だったら・・・?


死柄木さんは、先生は、どうしていたのか。


「・・・なんか、考えてばっかだな。」


今更な疑問を、兄さんが来るかも知れない日
に考えるなんて・・・。緊張しているからか


「そういえば、黒霧さんがご飯作り置きして
あるって言ってたな・・・。」


冷蔵庫に入ってたはず。こんな考えるのは、
お腹が空いているからだろう。


ご飯を食べて、本の続きでも読もう。確か
まだシリーズ物が残っていたはず。


「今は・・・夜の8時、か・・・。」


意外と片付けに時間がかかったな・・・。


少しづつ近付く時間。



兄さんが来るまで、あと、2時間。



『片付け』

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村人A(プロフ) - 美弥華さん» 返信遅くなってしまい、すみません。ありがとうございます! (2019年5月10日 22時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
美弥華 - 物凄く面白くて読み易いですね!続きが凄く気になります!更新頑張ってください! (2018年11月6日 1時) (レス) id: 10da490b27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:村人A | 作成日時:2018年10月28日 11時

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