結柱 ページ9
結闇side
「A、これからは、鬼殺隊結柱 結闇Aだからね。」
『分かったわ』
「なんで結柱なのですかィお館様??」
「結の呼吸を使うからだよ」
「「!!!」」
「何で知ってるんですかィ?」
「質問責めだね。実弥」
「すいません」
「いや、いいよ」
『私から話しますね。少しだけですけど…
私は生まれた時から呼吸が使えたみたいです。刀は代々受け継がれて来たものらしいです。幼い頃からずっと鍛錬してました。それだけです』
「生まれた時からかィ?」
「オッドアイといい、奇妙な話だな」
『そうですね』
「すいません。お館様!結闇ちゃん、住むところが無いと思うんですけど……」
「そうだね、蜜璃。どうしたい?A?」
『耀哉さんの屋敷に泊まるのも気が引けるし……木の上で寝ようかしら…』
「え…ダメよ!女の子なんだから!!体冷やしちゃうわ!!」
「しっかり休んでくださいっていいましたよね!?」
『だから、木の上で寝ようと…』
「お館様、コイツはバカなんですかィ?」
「実弥、ちょっと抜けてるんだよ」
「南無…屋敷が用意出来るまで木の上で生活する気か?」
『ええ、まあ。誰にも迷惑は掛けてないわ』
「(迷惑は掛けてないがお前の)体に悪い」
『冨岡さん、お気遣いありがとうございます。ですが、私は大丈夫です』
「うむ!冨岡の言ってることが分かるのか!凄いことだ!」
『ええ…?』
「あの雲なんだっけ…?」
『あれは……いわし雲かな…』
「それより、住む場所の話だろ!派手に話題を変えるな!」
『すいません』
「謝るくらいなら最初からするな。あと、さっきの甘露寺の気遣いに感謝をしろ。お前の為に甘露寺が声をあげたんだぞ。」
『そうですね。胡蝶さんも、甘露寺さんも、お気遣いありがとうございます。私は大丈夫です』
「A?」
『何でしょう、耀哉さん』
「柱の屋敷に住むというのはどうかな?」
『迷惑掛けるので遠慮致します。』
「私の屋敷は怪我した隊士を治療する屋敷でもあります。結闇さん!来てください!」
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結梅(プロフ) - 通りすがりの村人Aさん» ありがとうございます! (2020年11月24日 21時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの村人A - すごく素敵な話ですね!これからも読ませて頂きます★ (2020年11月24日 18時) (レス) id: 43feca9756 (このIDを非表示/違反報告)
なな* - 結梅さん» 結梅は…もう…最高! (2020年5月20日 15時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
結梅(プロフ) - なな*さん» 謝らないで!!嬉しかったから!!面白い!?ありがとう!ななの作品も最高だよ!! (2020年5月20日 13時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
なな* - なんか、急な物語の感想なんだけど…やっぱり、結梅の物語めっちゃ面白いよね!!最高! (2020年5月20日 10時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結梅 x他1人 | 作成日時:2020年5月18日 22時