釜屋町 ページ45
結闇side
釜屋町に着く頃には日が沈む頃だった。
「じゃあ、行こっかA」
『ええ。無一郎さん』
作戦はこうだ。
まず無一郎さんが名前呼び
(私は旦那さん♪みたいな感じだから変えなくて大丈夫)
↓
イチャイチャする
↓
路地裏に誘導
↓
討伐完了
取り敢えず名前呼びは完了。
ただ此処からが問題…。
私たち2人とも恋仲が居ない。
だから、イチャイチャの仕方がわからない。
あ……夜ご飯!!
『今日の夜、何食べたいですか…?』
「んーふろふき大根!Aが、作ってくれるの…?」
『もちろんよ!美味しいのを作るわ!』
「一緒に作る…」
『!?ほんと?ありがとう』
この会話をしただけで鬼がついてくるなんて…
とってもチョロいわね……
私は目で無一郎さんに、鬼が居ると伝える。
向こうも頷いた。
近くの路地裏まではまだ距離がある。
会話を繋げなければ……
「明後日、誕生日だったよね?」
ナルホド…
『ええ、そうよ。』
「祝おうね。甘味処を沢山まわる?
それとも、街に出て簪とか…んー紅とか買う?」
『ええと……
何でも良いわ。無一郎さんが居れば、私は幸せだから』
考える素ぶりで時間を稼ぐなんて流石無一郎さん……!!
路地裏に誘導を始める。
➖結ノ呼吸 参ノ型 恋結➖
「!?お前ら!!まさか、鬼狩りか?」
『そうです。無一郎さんに着物をきてもらって正解だった。信じて貰えたんだもの。』
「動きづらい……」
『ごめんって。』
➖結ノ呼吸 陸ノ型 結咲➖
「グアアア!!」
斬れた☆
『戻って着替えましょう!無一郎さん!』
「うん」
帰ってきたのは夜遅く。
『ありがとうございました』
「こちらこそ。」
私の屋敷で別れた。
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結梅(プロフ) - 通りすがりの村人Aさん» ありがとうございます! (2020年11月24日 21時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの村人A - すごく素敵な話ですね!これからも読ませて頂きます★ (2020年11月24日 18時) (レス) id: 43feca9756 (このIDを非表示/違反報告)
なな* - 結梅さん» 結梅は…もう…最高! (2020年5月20日 15時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
結梅(プロフ) - なな*さん» 謝らないで!!嬉しかったから!!面白い!?ありがとう!ななの作品も最高だよ!! (2020年5月20日 13時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
なな* - なんか、急な物語の感想なんだけど…やっぱり、結梅の物語めっちゃ面白いよね!!最高! (2020年5月20日 10時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結梅 x他1人 | 作成日時:2020年5月18日 22時