遠い山(追加) ページ32
結闇side
夕方になった
遠いところの任務だから早めに不死川さんの屋敷を出た
「気を抜くなよォ」
『大丈夫です。不死川さんも気をつけてください』
村を抜けて町を過ぎた所にその山はあった。
『怪我しないでくださいね』
私は足に力を入れて飛んだ。
「オイ!!」
『この山には沢山の鬼が群れてます。
鬼は基本群れません。なら、分身かまとめている奴が居るはずです。探してください!
私は上から、不死川さんは下で』
「分かったァ」
こう言う鬼は大体山の上にいる事が多い。
だから飛んだけど………
……まさか!!
戻らなきゃ。下に居るんだ。
だから嫌な予感が………くそっ
間に合え……!
間に合ってくれ。
失いたくない。
会ったばかりだけど信用出来る人達だって分かったから。
居た!!
ハッ!やっぱり………
そこには血を流してる不死川さんが居た
それ以上怪我はさせない……
シィィィィ
『結ノこきゅ…
「来るな!!!!」
➖結ノ呼吸 壱ノ型 縁結➖
「来るなつってんだろ!?」
『あら、お忘れで??柱で1番実力があるのは私ですよ。
それに私が来た理由は守る為。嫌な予感がするから。』
「女、どけ。俺はソイツに用がある」
『私は貴方に用があります』
殺気に近い圧のようなものをだす。
兄さんに初めて会った時に出したものと同じ。
「(ビクッ)」
『すいません。不死川さん』
「そんなもので怖気づくとでも思ってるのか女!
女の鬼狩りなんかすぐ倒せる。俺は"元"上弦の鬼だ。
稀血を食えばまた戻れる!!」
許さない。
許せない。
『ふふっ!!私に勝てるとでも??』
「生きて返さないぞ」
『やれるものなら』
カキン カン ザザーッッ
不死川さんのもとに向かう攻撃を弾きながらだと、決定的な一撃が入らない。
「どうしたの??wwまさか!もう終わり??さっきの威勢はどうしたのかな?」
今まで一人で戦っていたから慣れない。
ハッ!!此処だ!!!
➖結ノ呼吸 陸ノ型 結咲(裂)➖
行ける。斬れる!!
ジャキン
「まさか俺が負けただと??俺は上弦の弐だぞ!」
『貴方こそお分かりで?"元"と言うことは力は衰えているのですよ』
「!!!クソ女。血鬼術
……血鬼術!?
ダメだ。避けられない…。早すぎる。
磨かれたワザ………
パタン
「結闇ィィィ!!」
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結梅(プロフ) - 通りすがりの村人Aさん» ありがとうございます! (2020年11月24日 21時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの村人A - すごく素敵な話ですね!これからも読ませて頂きます★ (2020年11月24日 18時) (レス) id: 43feca9756 (このIDを非表示/違反報告)
なな* - 結梅さん» 結梅は…もう…最高! (2020年5月20日 15時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
結梅(プロフ) - なな*さん» 謝らないで!!嬉しかったから!!面白い!?ありがとう!ななの作品も最高だよ!! (2020年5月20日 13時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
なな* - なんか、急な物語の感想なんだけど…やっぱり、結梅の物語めっちゃ面白いよね!!最高! (2020年5月20日 10時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結梅 x他1人 | 作成日時:2020年5月18日 22時