学園でも愛される元愛柱【鬼滅の刃】

奈麗 ページ17

私side

夜ご飯を食べて、お風呂に入って、就寝時間になった。(22:00頃)
皆に、挨拶をして電気を消して。
今日あった事を思い出す。

『楽しかった。また、行きたいなぁ』(ボソッ)

そんな呟きは闇に溶ける。

その時、ゴソゴソって音がした。

『なんだろ…』

私は気になって、部屋の窓を開けてみた。

『！？奈麗…？どうしたの？』

奈「あっ…眠れなくて、夜風に当たろうと思って。この家って、屋根に登れますか？」

奈麗と一緒にいた方が良い気がした。だから

『あっ、うん。登れるよ。私も、寝れないの。』

とだけ返して、奈麗と一緒に屋根に登った。

『今日楽しかったね！』

奈「はい。」

『何かまだ、悩んでるでしょ？』

奈「！？」

『多分、そのせいで、眠れない。違う？お見通しよ。』

奈「はい…そうです。」

正直、当てずっぽだった。

それに、私に出来ることは少なすぎる。

でも、一緒に悩んだり、言葉を受け止める位はできる。

『話してよ。私はいくらでも、聞いてるからさ。奈麗の気が済むまで！』

奈「ありがとうございます…

今日、皆様の笑顔を見ていて思ったんです。
私が本当に此処に居ていいのか。皆様の隣で一緒に笑う権利があるのか…。」

嗚呼、やっぱり一人で背負ってる。

『ねえ、あのさ明日また集まろ？私だけじゃなくて、皆に、聞こう。奈麗の居場所は何処か。
一緒に笑ってて良いのか。

皆に聞いて、決めようよ。奈麗一人で決めないでさ。』

奈「…でも、迷惑じゃ…」

『迷惑なわけ無いでしょ？仲間なんだから。』

奈「分かりました。ありがとうございます。おやすみなさい。」

『ええ。おやすみ。』

皆に連絡しよう。きっと、起きてるだろう。起きてる人は。

《仲間》
Aこんばんわ。夜遅くにごめんなさい。明日集まれるかな?奈麗の事。また、一人で悩んでるから。うーん…14時頃に!
さねミンミン♪♪あァ?分かったァ。
A既読早!ありがとう。
炭治郎いいぞ!
A炭治郎も!ありがとう。皆、よろしく。

きっと、救うから。

もう少し…





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