16、話し合い ページ22
私side
朝、いつもより早く起きてしまった…。
あっそうだ!奈麗ちゃんの鬼殺隊入隊について考えなくちゃ!!
布団をそっと抜け出して、朝ご飯をいただく。
その後は、昨日の報告書を書く。考えがまとまらないまま、奈麗ちゃんが起きてしまった。
とりあえず朝ご飯を食べさせると奈麗ちゃんの方から2人で話がしたいと言ってきた。
使用人2「じゃあ、3階の部屋なんかどうでしょう?人の出入りは少ないですし…。」
『わかったわ。』
–スタスタ–
奈「話って言うのは鬼殺隊に入る入らないの事です。」
『えぇ、分かっているわ。私、今日起きてからずっと考えてたの。貴方は友達が喰われてしまった、凄く憎いよね。だから、鬼を倒してまだ、壊れていない誰かの幸せを守りたい。そう言ったよね。覚えてる?その決意が変わりないなら、もっと話そう。もう、決意が変わったのならこの話はこれで終わりよ。』
奈「変わる訳ないじゃ無いですか…っ!大切な友達を、味方をしてくれた子が鬼にやられてしまったから。」
『そう。変わって無いならいいわ。私は、貴方に普通の人の幸せを掴んで欲しいの。愛する人を見つけて天寿を全うするまで幸せに生きて欲しい。鬼殺隊に入ったらまた、辛い事ばかり起こる。同期がしんでしまったり、仲良くなった子がしんでしまったり。それに、鍛錬や任務だって簡単じゃない。だから、その気持ちを知ってるからこそ私は貴方に幸せになって欲しい。意見を聞いて奈麗ちゃんはどう思うかな…?』
奈「それでも、私は入りたい。守りたい。Aさんと、肩を並べて戦えるくらいに。そして、それ以上に強くなりたい。普通の人の幸せなんかいらない!友達がしんだのに、普通の人の幸せなんか掴めない。」
ああ、ダメだな…この子には負けたや…この歳で相当な覚悟がある。そしてそれがこの子の望みなら…私が稽古をつけて強くしよう。
『良いわ。貴方の奈麗ちゃんの覚悟を認める。鬼殺隊に入れる様に稽古をつけるわ!いい?厳しくして行くからね!ついてくるのよ。』
奈「(パァ)ハイ!!」
『そういえば、奈麗ちゃんの事何も知らないわ。教えて…?』
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澪 - むいむいにめっちゃ攻められるとかいかがでしょう? (2022年6月8日 20時) (レス) @page15 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - いいですよね!炭カナ!おばみつ!あっ後実玄〜! (2022年6月8日 20時) (レス) @page13 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 線で区切れば見やすくなるんじゃないでしょうか。 (2022年6月8日 20時) (レス) @page6 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - すごく上手に書けてますよ!初めてに思えません!まぁ読む専用なんで言えませんが。すごく面白いです!ありがとうございます。 (2022年6月8日 20時) (レス) @page5 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
結梅(プロフ) - 名無しさん» わー!嬉しいです!!ありがとうございます!他の作品もぜひよろしくお願いします(*^^*) (2020年10月9日 23時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結梅 | 作成日時:2020年3月6日 21時