２８ 海人Side ページ28
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一人でスマホをいじっていると、
店員さん同士の会話が聞こえてきた
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「紫耀くん。もう大丈夫なの？」
「はい！もう完璧元気になったんで！おやすみもらってすみませんでした」
「それは全然いいのよ！Aちゃんも少し寂しそうだったから、今日喜ぶかもね」
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え？Aちゃん....？
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俺は思わず、その店員さんたちへと
目線を向けた。
２０代後半くらいの女性の人と、
俺と同級生くらいの男の人が話している。
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そういえば、
昨日、同じバイト先の人って言ってよね。
会話に出てくるAちゃんが
本当にAちゃんだとしたら、
昨日、お見舞いって言ってた人は
あと人なのかな....
俺がずっと見すぎていたからか、
店員さん二人が俺に気づき、
男の人が近寄って来た
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紫耀「すみません....私語をしてしまいまして....なにか、お呼びでしたでしょうか...？」
とてもきれいな顔立ちで、
ハスキーボイス。
こりゃモテるな.....
なんて思っていたら、
紫耀「あ、あの...お客様？」
「あ、すみません！お呼びじゃないです！」
紫耀「それは失礼いたしました。」
立ち去ろうとするその人に、
「あの！」
思わず声をかけた
紫耀「はい。」
立ち止まり、また戻ってくる。
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「昨日、Aちゃん、泊まりましたか？」
紫耀「え！？」
「変なこと聞いてるのは承知です。でも、どうしても知りたいので、教えてもらえますか？」
紫耀「....Aちゃんとどんな関係ですか？」
「どんな関係....」
廉「海人、どした？」
廉がトイレから戻ってきた
店員さんは、廉をチラッと見ると、
紫耀「....はい。泊まってましたよ。」
「え」
紫耀「これでいいですか？」
「は、はい...」
廉「海人、なんのこと？」
紫耀「では、ごゆっくり。失礼します。」
男の人は、違う席に接客に行った
廉「海人？」
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さっき、廉を見て、即答した....
なんで？
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jyn58(プロフ) - おもしろかったです！きゅんきゅんさせてもらってます。続きが気になるのでパスワード教えていただけると嬉しいです。 (2020年6月6日 18時) (
レス) id: 56ac8d7a3f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi(プロフ) - すごくおもしろかったです！パスワードはどこで知れますか？ (2020年6月2日 20時) (レス) id: f9c70534e1 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - 面白かったです！あとパスワードを教えていただきたいです！ (2020年6月1日 0時) (レス) id: 73b86b3004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年4月8日 20時
