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(北山)



あ「そうだ!あんな風になるまでのお仕事って、なにされてるんですか?」

「えっと…さあ、なんでしょう」

あ「んーっと」



そっか…俺らのこと知らないんだ
どうやって誤魔化そう…
いや、言ってもいいと思うんだけど…
せっかくだし、アイドルじゃない俺を見てほしいっていうか…



あ「会社員…ではないですよね。
なんか華やかな職業かなって勝手に思ってたんですけど…美容師とか」

「え?そんな感じ?」

あ「なんかオーラがあるっていうか…」

「へえ…ま、そんな感じだけどね」



意外と鋭いとこついてきてどきっとした。
華やか…ね。



やっぱ長年やってるとしみついちゃってんのかね。



あ「北山さん…?」

「ん?」

あ「どうしたんですか?ぼーっとしてましたけど」

「あー何でもないです(笑)
ってか、食べてます?」

あ「はい。すごくおいしいです♪」

「それはよかった」



ふわって笑う。
それを見てるだけで癒されて、
胸がきゅんってなった。



なんか、ちょっと女々しい…?笑



.

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作者名:kaaanaaa | 作成日時:2014年6月15日 14時

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