ホイホイその11 ページ11
｢Aー！｣
可愛らしい声が響いたとと同時に体に衝撃が、加わった。
黄色いふわふわの髪の毛に黄緑色のメッシュ。
この学院では髪型で人物を判断することなど容易なことである。
例えば今私に抱きついている彼は私が私的に好き(友愛の方で)な人で弟属性でちょっと可笑しい所があるけどふわふわして不思議で可愛い男の子。
うん、もろ私好み。
｢ん〜、今日もAの色は綺麗で可愛いんだな！宙、Aの色大好きです！｣
そう、抱きつきながら言われるもんだから私は体温が急上昇するのと同時に私の心臓がキュンキュンと音を立てたのを確認した。
頭を撫でる。
彼の髪の毛は見た目に劣らずとってもフワフワしていた。
ああ、可愛い。弟に欲しい。
そういえば確か妹さんがいるんだからきっとその妹さんも宙くんみたいに可愛いんだろうな。会ってみたい。
ここは廊下の真ん中とかこの後授業があるとかもうこの際どうでもよく感じちゃって宙くんの頭を撫でくりまわしていた。
頭を撫でるときに自分の右手首が目に入る。
正確には右手首に付けている腕時計。
よくよく見てみると授業が始まる一分前。
一瞬呼吸が止まりかけた。
嘘、もうそんなに時間経ってるの、
カチリ
そんな音を出しながら私の中の頭の中の優先順が入れ替わった。
その間、僅か0,2秒。
すぐ様 宙くんを私の体から引き剥がし｢ごめんねまた後で｣と息継ぎをせずに言えばあとは全力疾走するのみ。
走りながらわたしは
『(もうちょっと宙くんの髪の毛触ってたかったな…)』
なんて考えていた。
｢(あ〜あ〜。A行っちゃったんだな〜、、
もうちょっと撫でて欲しかったんだな〜、、。｣
｢(でもA柔らかかったしいい匂いだったんだな〜♩ししょ〜にもひなちゃんにも教えてあげなきゃなんだな〜！)｣
｢(Aの綺麗な色も感じることが出来るのは宙1人だけ！宙、とってもhappyです♪)｣
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
宙くんは自分だけという優越感に浸ってヤンデレしちゃうタイプだと作者は思いたい。
そんなことより新イベの宙くん可愛くて喉から変な声が出た。
安心して下さい。私は至って正常です。
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おバカさん - いつ新しい話が投稿されるんだろー（≧∇≦） (2017年10月28日 1時) (
レス) id: e5258e5310 (このIDを非表示/違反報告)
若緑(プロフ) - え？大将はヤンデレじゃない？んん？？ていうか凛月くーんww (2017年9月22日 5時) (レス) id: 7106644b4a (このIDを非表示/違反報告)
とうきび(プロフ) - ちょ、コメ欄！w違う意味で荒れとるwww……………ゆうたくん大好きだァァァァ！！！！！！！！！！！！！ (2017年9月10日 0時) (レス) id: 46476cb2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ロン毛 - た、大将 (2017年8月16日 3時) (レス) id: 514a316007 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - とても面白くて、楽しく読ませていただいています♪続き楽しみにしてます☆ (2017年8月11日 14時) (レス) id: bbe143a00f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつ黒豆 | 作成日時：2017年8月1日 22時
