朝、隣、 ページ19
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朝、目が覚めて
隣には
翔「…はよ」
優しく微笑む翔さん。
A「起きてたんですか？」
寝起きの顔を見られるのが恥ずかしくて、布団を頭まで引き上げる。
翔「あ、こら」
そして、その倍の力で布団を剥がされて
また顔を覗き込まれる。
昨日、ベッドを翔さんに譲ろうとした私を引き止めて一緒に寝ようって言ってくれた翔さん。
さすがにいきなりは…って思ったけど、
付き合ってるしなんも不思議なことじゃない
んだけど
やっぱり心臓に悪い！！
A「今、何時ですか？」
翔「8時すぎ」
A「じゃあ朝ごはん作りますね」
身体を起こした私と一緒に翔さんも起き上がり、
ちゅ、と可愛く音を立てて唇が触れた。
A「！？」
翔「あー、腹減った！」
ふはは、と笑いながらスタスタと寝室を出て行く翔さんとは反対に、私はしばらく動けずにいた。
A「翔さん甘すぎ…！」
ほっぺをパチンッと叩いて今度こそ起き上がる。
私が朝ごはんの支度をしている間、ポスト見てくると言って出て行った翔さんが戻ってきた。
手にはいろんな種類の新聞。
すご、あんなに読むんだ…
ソファに座ってそれを読み始める姿を思わず凝視してしまう。
翔「ん？」
そんな私の視線に気がついたのか、翔さんが顔を上げる。
A「あ、すみません邪魔しちゃって…」
翔「いやいいよ、何かなと思って(笑)」
A「毎朝そんなにたくさん読んでるんですか？」
翔「うん、だいたい目は通すかな。気になったのは切り取ったり…」
すごいなぁ…キャスターとかやってるけど、ちゃんと裏ではこうやって勉強してるんだよね…
テレビで見る完璧な姿は、努力が積み重ねられた結果なんだろう。
苦手なこととかあるのかな。
あ、そういえば料理はできないんだっけ。
麦茶しか作れないって前に言ってたな。
思い出して笑いそうになる。
A「ギャップのバランスまで完璧…」
私の独り言も、集中してる翔さんの耳には届かないみたいだ。
真剣に新聞を見てるその横顔にドキッとする。
かっこいい……
同じ職場にこんな人いたらたまんないだろうな。
いないけど、絶対。
ご飯ができて声をかけるとパッと新聞を置いて
席についてくれる。
翔「いただきます」
口いっぱいにご飯を入れてもぐもぐして、
リスみたい。
可愛い…と思いながら翔さんを見つめる。
翔「うまいっ」
A「よかったです」
翔「つかさ」
ごくん、と飲み込んで翔さんが私を見る。
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ほのか - 更新楽しみに待っていますね＼(^-^)／ (2019年6月19日 0時) (
レス) id: 923c4b7123 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - sakurairoexportさん» 本当に本当にお待たせしました！！（ ; ; ）（笑）超らぶらぶからどうやって今度持っていこうかなって試行錯誤中です…楽しみに待っていてください！ (2018年4月22日 23時) (レス) id: 7f6b5aba7b (このIDを非表示/違反報告)
sakurairoexport(プロフ) - 更新ありがとうございま〜す。待ってたよ〜超ラブラブですね〜！！嬉しいです。次回も楽しみにしています。 (2018年4月22日 15時) (レス) id: 0ce34abb3a (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - 更新ありがとうございます！実際に起こったらと創造すると……(//∇//) 毎回ドキドキさせてもらってます！次からも楽しみです♪ (2018年3月4日 23時) (レス) id: 4a3840fd47 (このIDを非表示/違反報告)
anna(プロフ) - ひゃっほぃ！待ってました！あぁ…今日はいい夢が見れそうです…ご馳走様です← (2018年3月4日 22時) (レス) id: 288446400c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2018年1月14日 22時
