Dr. Kei × Pt. Daiki ページ16
side:Daiki
大貴「うっわ、こんな広いの!?」
侑李「あ、ちゃんと中は涼しいんだぁ。」
久々に全員で冠番組の収録、それも外でのロケ。テンションが上がりきったメンバーとキャンプをして、同じテントに一泊するのは昨日から楽しみだった。
「夏休み特別企画!」と大きく書かれた台本も、内容は随分ざっくりしてて殆ど自由に動くことができる。
ジリジリと照りつけるような太陽の下、広い原っぱにぽつんと建てられた大きなテント。
想像していたよりもずっと大きくて、9人も居るけど全員がゆったり寝られるくらいの広さに驚いた。
慧「んー…このまま寝そう、、」
光「おい、まだ着いて5分も経ってないんだけど。笑」
涼介「ご飯何作ろっかぁ〜、材料いっぱいあるよ。」
早速料理の準備を進める人、その為の火を起こす人、まだ畳まれたままのマットで眠そうにする人…
それぞれが本当に自由奔放だけど、カメラマンさんもスタッフさんもそんな俺らの様子を笑って見てくれている。
…本当に良い現場だよね、普通なら怒られてるよ笑
涼介「ねぇ大ちゃん〜、ちょっとこっち手伝ってくれない?」
大貴「おー、今行く!」
テントの中は冷房が効いてて涼しいからみんな出たがらないかなぁ、と思ったけどそんなことなくて。
…まぁ若干名休んでるメンバーもいるけど、笑
山田や圭人、光くんなんかはせっせと外に出て料理を始めている。
大貴「え、美味そうー!これ今から焼くの?」
涼介「うん。これ高い肉だよねぇ、ただ焼くのじゃ勿体ないかな…」
大貴「いいよいいよ、その方がキャンプっぽいじゃん!俺何すればいいの?」
涼介「えっとね〜…あ、じゃあこれお願いしようかな。」
山田に任されたのは簡単なスープ作り。材料は既にもう切ってあって、指示通りに調味料を入れて混ぜていく。
うーん…塩気が足りないかな…
涼介「どう、出来た?」
大貴「ちょっと味見して。もうちょっとしょっぱい方が良い?」
涼介「…いや、このくらいで良いよ。あっちの料理さっき薮ちゃんが醤油入れすぎちゃって少ししょっぱいから笑」
大貴「じゃあこれで完成!もう運んでおく?」
涼介「うん、その方が良いかなぁ。」
「了解〜、」と返事をして軍手を着けると、鍋の取っ手を持って慎重に歩く。
テーブルまでは少し距離があるけど、その間に障害物は何もない。もうあと数十センチ、という所で気を抜いたのがいけなかった。
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ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» Dr.伊野尾くん了解です〜!沢山のリクエスト頂いておりまして確実なお約束は出来ないのですが、参考にさせて頂きます^ ^ (2020年6月10日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - 医者は伊野尾くんでお願いします (2020年6月9日 19時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» リクエストありがとうございます〜!Pt.光くん、サポート薮くんで大丈夫でしたかね?お医者さんでご希望のメンバー居ましたら教えてください^ ^ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - パニックおこした光くんが医者の薮くんに支えてもらいながら採血をするのがみたいです。 これからも自分のペースで頑張って下さい。応援してます (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - Twitterしてないので、こちらでリクエストさせて頂きます。光くんが貧血の症状が酷くて、倒れてしまいます。それで、検査をする為に採血を行おうとするが、過去に無理矢理やられた事がトラウマがあり、その事思い出してパニックを起こしてしまいます。 (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふ ゆ 。 | 作成日時:2020年5月24日 21時