愛でてる ページ26
今日は約束も連絡もしてへんけどAに会いたくなって、Aの家に来てみた。整理整頓されて、誠也くんが来るかもやから綺麗にするようになったなんて言ってたっけ。
今の時刻は22時。遅ない？ご飯とか飲み行ってるんやろか。
ガチャっとドアを開ける音がして、誠也くんおるんー？なんてふわふわした声で玄関から呼ばれている。
酔ってるなあ、たぶん。お酒は強い方だと聞いていたがあんまり好きではない。酔わなくても楽しめるから、というタイプ。
リビングに入るとスマホをいじる俺に抱きつくA
「おかえり」
『誠也くん〜、来るなら言ってよ〜かっこいい大好きな彼氏と約束あるからって断れたのに〜』
いつもはそんなん冗談でしか言わんくせに、目は本気ですこしとろんとしている。
『お酒くさいやろしお風呂行ってくる！！』
テンションも少し高くて、話も急に展開する。ちょっと可愛いなぁ〜シャワーを浴びてる最中に入ってやった。
『うわっ！ちょ、無理待って！』
「お風呂溜めといた権限あるから」
なぞの理由で有無を言わせないとでも言うように入ってくるから酔いなんてとっくに冷めている。
「洗ったるな？」
『いいいいいです！』
「何回言うねん」
ええから、なんて言って手で泡を作り背中を洗う。
『っ！！』
「A背中弱いよな」
『ちょ、くすぐったい！弱いから！ストップ！』
んー？なんて首を傾げている誠也くん。あーこれ、狂犬モード入ってるわ。
『ひゃ！わあ！』
背中に誠也くんの鍛えられた胸とお腹をくっつけられる
「前も洗うな？」
『いいですっ！洗えるからっ』
少しずつ荒くなる息。
「ん？どした？」
ピクピクと反応するのが可愛くて。俺の手は止まらない。首元を軽く噛むとより一層良い反応が返ってくる。
『ん！ちょっ、せぇやくっ』
「そんなぽやぽやして可愛い顔他の男に見せてるお前が悪いねんで」
『みっ、見せてないっ。女の子しかいなかった！』
「電車では見せてたやろ」
『誰もみないから』
まあ何を言うても止める気はないねんけど
『っ〜！誠也くんっ！ベッド行こ？』
「ん？なんで？洗ってるだけやのに」
『のぼせちゃうっ』
浴槽に使ってやわやわAの身体を触る俺。
『もう！』
「A愛でてるだけや」
『パンちゃうねん！』
「Twitter見てくれてるん笑 可愛い」
一個下のくせに生意気やけどそこが可愛いと思ってしまう私は心底彼に惚れている。
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いとしなもん(プロフ) - コメント失礼致します。甘々な末澤くんにキュンとして一気に読んでしまいました💕一ヶ月更新されていないようなのでもしお時間等ありましたら今後の展開期待しています🥺佐野くんの方も見させて頂きましたがどちらも大好きな作品なので応援しています💐 (2023年4月16日 17時) (
レス) @page42 id: a0d3106a6a (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - 花蓮さん» ありがとうございます！私も狂犬好きです。笑 キュンキュンさせられるように頑張りますね！ (2022年11月7日 22時) (レス) @page28 id: 2d58c01b81 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 狂犬な誠也くん好きなので、この話読んでてとても楽しいです！ (2022年11月7日 6時) (レス) @page28 id: 2b3eb47189 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - あ (2022年11月7日 6時) (レス) @page28 id: 2b3eb47189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環奈 | 作成日時：2022年10月29日 22時
