飛んで火に入る夏の虫【Daiki】

デザートイーグル ページ7

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淳太「結局、先にいた男にターゲットを取られて
ノコノコ帰ってきたわけ？」









『いや、あのー。』









崇裕「まぁ、何事も無かったんやしそのへんで「濱ちゃんは１回黙って」









押しに弱い崇くんは淳太の一言で小さくなるのでした
もー、ちょっと男子〜！しっかりして〜









淳太「んで、男の特徴は？」









『え、』









淳太「だから、ターゲットを奪った男の特徴」









『デザートイーグル、大毅』









望「え、名前まで知ってんの？」








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淳太「……今、なんてった？」









『はい。すみませんでした。』









さっきまで眉間に皺を寄せていた顔が
一気にパワーアップした顔になる。









変なこと言ったつもりはないが
あの顔を見たらとりあえず謝っておくのが正しいと経験上分かっている。









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淳太「今、大毅って言ったんか！？」









『は、うぇっはい！！っ言いました！！』









淳太がいきなり私の肩に手を置きグラグラと揺らしてくるから色んな知識が入ってパンパンな私の脳が爆発しそうになる。←ん？異論は認めませんよ









私が認めるとすぐさま手を離すもんだから
その場に尻もちをついてしまった。









そんな私に誰も手を差し伸べない。
覚えてろよ。今日は一番風呂に入って湯船に大量のアヒルを浮かべてやるんだから。
アヒル風呂に浸かってみんなアヒルになってしまえ！









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望「淳太？どしたん、そんな青ざめた顔して」









『え、あ、ほんとだ。歳のせい？』









淳太「お前、よく帰って来れたな」









『どういうこと？』









望「濱ちゃんそろそろ、喋ってもええで」









崇裕「ぐすん、ありがとう望」

会ってるんだよ、その1人に→←たまったもんじゃない

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