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「お風呂は?お湯ちゃんと出る?」
「はい、大丈夫です!」
ご飯を食べ終えた2人を家まで送り、玄関でお風呂のことを聞いた。それを聞いた私は微笑みながらこう言った。
「これも何かの縁だ。なんかあったら私に言いなね?お隣さん同士助け合っていこうじゃないか」
「それじゃ、ちゃんと戸締りして寝るんだよ」そう言うと津美紀ちゃんは元気よく返事をする。ドアが閉まり、カチッと鍵の音が聞こえたのを確認した私は自分の家に戻った。
「…久しぶりに誰かと飯食べたな」
煙草に火をつけ、ビールを開けながら私は一人呟いた。口から煙を出し、かけていた眼鏡を外す。
そして後ろを向き、部屋の隅を視た。
人ではない"なにか"は私が目視したのと同時に下から石と化していく。
「あの子たちの前で眼鏡外すわけにはいかないし。ああ、本当…気が散る」
私がそう言ったのと同時に全身石となったそいつは砕けて消えていった。
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海(プロフ) - おもしろい!!主人公が姉貴って感じなのがもうたまらん!ほかの小説も読んでます!頑張って下さい!続きまつ待てます! (2022年1月6日 18時) (レス) @page26 id: 5a4a023340 (このIDを非表示/違反報告)
Anya(プロフ) - これおもろいなぁ!こーゆー設定の話好きやわぁ!……続き待っとります。 (2021年10月27日 21時) (レス) @page26 id: f79d6adc42 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 続きが気になるー (2021年7月22日 20時) (レス) id: be99c0bfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コンペーと | 作成日時:2021年4月7日 17時