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歓迎会 ページ13
。
店に着くとのんちゃんは直ぐに俺の横を陣取った。
｢神山さんの隣は俺！｣
『もうわかったから好きにして』
｢やった！｣
とりあえずわかったことはのんちゃんは意外と酒が強い。
可愛い顔してるからてっきり飲めないのかと思ってたけど、まったく想像と違った。
｢神山さんどうしました？｣
『いや、のんちゃん酒強いんやなーと思って』
｢まあ、人並みですけど。話聞く限り神山さんはお酒飲めないんですよね？｣
『おん、』
｢可愛いですね｣
俺の目を見て微笑みながらそう言う。
俺より年下やって言うのにその表情はなんだか色っぽくて、顔が熱くなってしまう。
『可愛いとか言うなって、』
｢やって、ホンマに可愛いから笑｣
『うるさい！』
恥ずかしさを隠すように目の前に置いてあった水を飲む。
あれ、なんかこれ水の味ちゃう、くらくらする
｢あ！神山さん！それ俺の！｣
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作者名：とー | 作成日時：2021年1月12日 20時
