18story「まだ…動けます…！！;;」出久視点 ページ20
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相「…個性は戻した…。ボール投げは2回だ。
とっとと済ませな」
そう言って、相澤先生は元の場所に戻った。
チ『…っ…デクさんっ…。』
緑「…。;;」
飯「指導を受けていたようだが…」
爆「除籍宣告だろ。」
緑「…っ。(ここで性懲りもなく玉砕覚悟の全力か…
はたまた萎縮して最下位におさまるか…。
“どっちに転んでも見込みはない…”
力の調整…僕はまだ出来ないっ…！！この一投で
“出来る可能性”に懸けるのか？オールマイトも言っていたのに？一朝一夕にはいかないって…！
ダメだ…ダメだ…！！;;)」
それならっ…、ただ！！全力で！！
相「…見込み…、
“ゼロ”」
緑「(相澤先生の言う通りだ…。まだ、これまで通りじゃヒーローなんてなれやしない。
まだだ！！！まだ！！！！;;)」
相「…！？」
チ『…っ！？;;』(汗)
緑「っ…！！;;」
僕は他の人より何倍も頑張らないと…ダメなんだ！
最大限で…最小限に…、だから全力で！！！
緑「今、僕に出来る事を！！！」((SMASH!!
チ『…っ！！！！;;』(汗)
全「「「「！？;;」」」」
『『ピピッ…』』
緑「あの痛み…程じゃない…！！;;」
僕はズキズキする右の指を引き上げた。
相「(力まかせの一振りじゃなく、指先にのみ力を集中させたのか…！！)」
緑「先生…！！;;」
僕は、指の痛みに歯を食いしばりながらこう言った。
緑「…まだ、動けます…！！;;」
相「…っこいつ…！」
チ『っ〜！！！デクさん…！！』
麗「よっし！やっとヒーローらしい記録出したよ〜！！！」
飯「指が腫れ上がっているぞ…入試の時といい…おかしな個性だ…。」
青「スマートじゃないよね☆」
爆「…！！;;」
色んな人達が僕の事を口にしている中、チノちゃんは興奮しているのか、驚いているのか、混乱しているような顔で僕の元へ近づいてきた。
チ『…デクさん、それ…！』
チノちゃんは僕の指先を指した。
そして僕は肝心な所を思い出した
緑「…っ！！;;(そうだ！チノちゃんは僕とオールマイトとの関係や、この“個性”のことを知らないんだった…！！;;)」
なんとか話をしようとしたら、チノちゃんが飛びついてきた。
緑「ふぉあっ！？チ、チノちゃん！？////;;」
チ『デクさん…！！デクさんデクさんっ…！！』
嬉しそうにチノちゃんは、僕に抱きつきながらピョンピョン跳ねている。
緑「(そんなに僕が個性を出したのが嬉しかったのかな…？)」
そんなことを思って浮かれていたら、小さな爆発音と凄い勢いで走って来る音が背後から聞こえた。
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燐咲 - 宇田川が宇陀川になってます！！！！！！！！！(^^; (2019年3月5日 21時) (
レス) id: 4a651571f9 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - イゼッタ様 ふっふっふ……よく分かりました(・∀・)ニヤニヤ (2018年10月17日 7時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
イゼッタ(プロフ) - 作者の好みはクーデレと見た。 (2018年10月17日 0時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)
k-l - 受験勉強辛い…(泣) (2018年10月11日 17時) (レス) id: 59a7fef90e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年9月28日 22時
