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花音「A〜〜〜!!!」

駅前で合流した花音は半泣きで私に飛びついてくる

「どうだった?」

花音「どうもこうもないよ…死ぬかと思った…」

私の服の裾を掴む花音と、コソコソ喋っていると


春樹「どうする?皆でどっかいく?」

成瀬さんがにこっと微笑んで言った

東条「あ、すんません、俺この後バイトが…」

春樹「あ、そうなの?じゃあ俺らもお開きにする?」

「そうですねぇ〜」

花音「はい!お開きで!!お疲れ様です!!A、来てっ!!」

「え!?ちょ、花音!?あ、じゃあまた…」

春樹「気をつけて帰りなね〜」

ヒラヒラ手を振る春樹さんと、会釈する東条くんに頭を下げて花音の後を追いかける


花音「なんで2人にすんのAの馬鹿〜!!」

「ごめん、成瀬さんがそっちの方がいいだろうって…」

花音「緊張しすぎて全然喋れなかったよぉ…」

半ベソの花音と、こんな時間に立ち寄ったマック
緊張しすぎてお腹が空いたから、とハンバーガーを口に詰め込む花音は、

花音「めちゃくちゃかっこよかった…死んじゃうよ私…今日で寿命縮まった…」

そう言いながらもキラキラ輝いていて、

花音「勝手にいなくなんないでよね!」

文句言いながらも嬉しそうだった


そのまま花音の文句と言うか、惚気というか、そんな話をオレンジジュース飲みながら聞いた

花音「Aは?部長とどこいったの?」

「映画みた」

花音「なにそれデートじゃん!!どうだったの?」

「もー花音は全部そっちに持ってくねぇ、何もないよ」

花音「嘘だぁ、A可愛いから部長きっとドキドキしたはずだよ!」

「そんなんじゃないってば」

東条くんの前で喋れなかったことを全部吐き出すように話していく花音
気づけば外は真っ暗になっていて、それだけ夢中で話していた事がわかる

「そろそろ帰る?」

花音「そうだね、ありがとう今日!ついて来てくれて!」

「いーよ、全然ついてってないしさ」

花音「まぁ、確かに」

2人でマックを出て、駅まで歩いた

家の方向が違う私たちはそこでわかれて、私は1人電車に揺られて家に帰った


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作品ジャンル:恋愛
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ぬう(プロフ) - おこめさん» 他の方の作品を盗んだ事はございません。ご不快なようでしたら申し訳ございませんが、こちらの作品ページは閉じて下さいませ。 (2022年7月4日 19時) (レス) id: e513f955a5 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 題名の月下美人、同じ題名で臣くんのお話書かれてる方いらっしゃるのですが大丈夫ですか、、、? (2022年7月3日 16時) (レス) id: dc9901e6d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬう | 作成日時:2022年7月1日 23時

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