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墓穴という穴でよければ ページ21

北斗視点



北「は?なんつった?」

慎「だから、最近北斗楽しそうだねって。」

北「違うそのあと。」

慎「彼女できたから浮かれてるな?」

北「勘弁してよ。お前まで信じてんの?そのデマ。」




しょっちゅう呼ばれる恥ずかしいあだ名と、ばかー!なんて叫び声とともに
騒がしく教室を出ていったあいつの席にいるのは中学からの友達の慎太郎。

俺にだって友達はいる。
別のクラスだし、こいつは他に友達が多いから休み時間にわざわざ会いに行かないだけ。



その慎太郎がなぜこのクラスまで来て俺の後ろに座っているのかというと、
さっきもあいつと話題にしてたあの噂が原因らしい。




慎「え、違うの?」

北「心外だわ。事実無根。」

慎「けどこの前見かけたけど超楽しそうだったじゃん。
北斗が女子にあんなデレデレしてるとこ初めて見た。」

北「何を見たんだよ。あいつにデレデレなんかするわけないだろ。」

慎「泣いてるあの子の頭なんか撫でちゃって青春だったじゃん。」

北「は?お前なんか人違いして…」




いやまて。


あったわ。確かにそんなこと。




北「あれは…っ、あいつが自分で観た映画思い出して勝手に泣くから、ばかだなって…」

慎「いいねいいねぇ、うらやましいなこのやろう!」

北「違うって言ってんだろ!その後ちゃんと貶したわ!」

慎「ちゃんと貶したってなに?!
北斗そんなんじゃそのうち愛想尽かされるよ?!」

北「そんなわけねぇから!」



慎「…へぇー。」




やたらにやにやするこいつ。



しまった、やられた…



売り言葉に買い言葉で声を張り合ってた最後の一言を

自分で何言っちゃったか理解して。



もうやだ。誰か穴ちょうだい。

しばらく入ってるから。






慎「めっちゃ信用してんじゃーん!
こんなんもうすぐ付き合うだろ!」

北「うるせぇ!ぜったい付き合わねぇよ!!」

慎「ちょ、素直じゃないにも程があるわ。」

本人に聞くのが一番早い→←人の噂も



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綾鷹(プロフ) - ぽーちゃんさん» なんと…!嬉しい…!(;;)ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるように頑張ります! (2019年7月16日 14時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
ぽーちゃん(プロフ) - 本当に最高な作品です!もう数えきれないほど見返してしまいました笑これからも頑張ってください♪ (2019年7月15日 21時) (レス) id: b606000529 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - すずかすてらさん» こちらこそご希望に沿えずにごめんなさい…。こんな拙い話を読んでくださってありがとうございます、これからも頑張ります! (2019年5月12日 22時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - なべほくさん» ありがとうございます!更新を喜んで頂けるの嬉しい…!(;;)できるだけ早く続編を上げられるよう頑張ります! (2019年5月12日 22時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 美香さん» 前回更新日を確認してちょっと慌てました(笑)いつも読んでくださってありがとうございます!なんて嬉しいお言葉…!続編も好きになって頂けるよう頑張ります!! (2019年5月12日 22時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾鷹 | 作成日時:2019年2月28日 18時

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