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【 A side 】
宿儺「散歩は嫌か。まあ元来呪霊は生まれた場に留まるモノだしな。良い良い」
『(! やっぱ宿儺さん優し、)』
宿儺「ここで死ね」
にこり と効果音が付きそうなほど笑顔で言ったから 優しいなぁ って思って見てたけど、速攻移動して特級の顔面 バッコーン って、やったから前言撤回しようと思う。(語彙力)
宿儺「ほら、頑張れ 頑張れ」
特級相手に絶対思っていないであろう言葉を見下しながら口にする。そんな宿儺さんのドS具合に 憐れむも、少しかっこいいなんて思ってしまう私もいた。
待て落ち着け。私はMじゃない。
宿儺さんが足を振り下ろしただけで石の橋?がひび割れた。様子を見ていたら私の足元にもヒビが入り、突然の浮遊感。
落ちる⋯!
『!』
宿儺「お前は目が離せんな?A」
『ありがとう、ございます・・・』
体制を整える前に宿儺さんが抱きかかえてくれたから有難く掴まることにした。
宿儺さんは私を抱きかかえながら 特級に足を掴まれたものの、瞬時に腕を切り落とす。
さすがは 呪いの王 。
宿儺「呪霊といえど 腕は惜しいか? ケヒッ 」
『・・・・・・かっこいい』
宿儺「何か言ったか?」
『! な、なんでもない⋯です』
宿儺「そうかそうか。俺がかっこいいか」
『ちょっ、ちゃんと聞こえてたの?!』
宿儺「ケヒッ やはり可愛いな、お前は」
『(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい)』
宿儺さんは私をからかいながら特級呪霊の四肢切断を楽しんでいた。そしてそれを柱へ埋める。
・・・さすがは 呪いの王 (2回目)
宿儺「ところで、我々は共に “特級” という等級に分類されるそうだ。俺と
そう馬鹿にしたように言った宿儺さんに対抗してか、特級が自らの力で手足を生やすと 得意げに笑った。
宿儺「嬉しそうだな、褒めてやろうか?
だが 呪力による治癒は人間と違い、呪霊にとってそう難しいことではないぞ?」
褒めてと言っても絶対褒めてくれないだろうに。
すっと印を組みながら「 A、良いと言うまで俺から離れるな 」と宿儺さんに呼ばれたから素直に腕に抱きついた。
・・・ら、ケヒッ と小さく笑われた。何故。
宿儺「領域展開 “
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かな - 好き!!やっと念願だった小説に出会えたぁぁあー!続き待ってます! (1月26日 17時) (レス) @page40 id: 944b8cf5cc (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - さらさん» わぁぁありがとうございます!!これからも試行錯誤しながら頑張っていきます!lレッツ宿儺沼_( _'ω')_ (11月26日 21時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ大好きです!!読みやすくて、めっちゃ格好良すぎ!!恵くん、五条先生推しだけど、好きになりそう〜!!続き楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (11月25日 0時) (レス) @page38 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - ヒカルさん» 遅くなってしまいましたがコメントありがとうございます!ドキドキしていただけて嬉しいです!<font color="#666666">色変えしたい言葉</font>でグレーになります!#666666がグレーです!話題ずらしですが、「*」を題名の前に付けるだけです! (2022年7月3日 20時) (レス) id: 3e48fe4f1f (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - 初めて作品を見させていただきました。私は宿儺様と伏黒推しなので、毎回ドキドキしながら見ています!私も小説を書いているのですが、文字をグレーにしたり、お話しの選択画面で見出しをズラす(?)みたいな事のやり方がわかりません。教えていただけたら嬉しいです! (2022年3月31日 14時) (レス) @page20 id: 3a71b6c798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年12月28日 14時