彼の味 ページ15
また、ジェジュンから電話が掛ってきた
「もしもし？」
「A？どう？大丈夫？」
「うん、大丈夫だよ。そっちはどう？」
「うん、順調。メンバーに言ったら
一番に上がっていいって言ってくれたから、終わったらすぐ帰るね」
「帰るね」
その言い方がなんだかすごく嬉しい
「うん、じゃあ待ってるね」
・・・・とは言ったものの、この熱。ジェジュンが帰ってくるまでに下がってくれないとまた心配させてしまう
熱が下がる事を祈りながら、もう一度寝た
PM8:15
ガチャガチャッと鍵が開く音がして目が覚めた
・・・ジェジュン、もう帰って来たんだ
すぐに寝室のドアが開く
ＪＪ「あ、ごめん、起しちゃった？」
顔を見ると、なんだかほっとした
「おかえり・・早かったね。大丈夫なの？」
「俺は大丈夫だから。熱は？」
「あーうん、ちょっと計ってみる」
38.6
さっきとまったく同じだ
ジェジュンの顔を見ると、難しい顔をしてる
ＪＪ「そんなに高くないって、めっちゃあるじゃん」
ちょっと私を睨むと、キッチンに消えて行った
・・・最初はそんなに高くなかったんだけどな
少しして、おかゆを作って持ってきてくれた
「わぁーおいしそう、ありがとう」
そう言うと、私の顔をじっと見てる
「・・・なに？」
「A、オフロ入ったの？」
「あぁ、うん。あまりにもひどい顔してたから・・・」
そう答えると、はぁ〜〜って思いっ切りため息をついて、レンゲにおかゆをすくった
「なんで熱あるのにオフロ入るの？体気持ち悪いなら、俺が帰ってくるの待っててくれたら拭いてあげるのに」
・・・・なんでそんなに優しいの
おかゆをフーフーってすると「はい」って食べさせてくれた。
優しいジェジュンの味がする
「体もだけど、顔がひどかったんだもん。ジェジュン、よく自分の彼女のあんな顔平気で見てたね」
そう言うと、また私の顔をじっと見て、はぁ〜っとため息をつく
「俺がそんなこと気にすると思う？」
言いながら、またおかゆをすくって食べさせてくれる
「・・・ありがとう・・・大好き」
そう言うと、少し驚いた顔をしてから優しく笑うとチュッとKISSをした
「風邪うつっちゃうよ」
「Aの風邪だったら、うつってもいい」
そう言って、笑った
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 434人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キティママ(プロフ) - また、読み返してます！本当に大好きな作品です(^-^)私の癒しなので絶対に消さないで下さいね！ これからも応援しています(^o^)/ (2014年6月17日 18時) (
レス) id: 77b20570ab (このIDを非表示/違反報告)
naepon(プロフ) - もう、何度読んだか忘れてしまいましたが、何度読んでもジュエルさんの作品すきです。あたしは、ユチョペンですが、ジェジュンも大好きです。また、読み進めます♪ (2014年1月22日 9時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみの(プロフ) - あー何度読んでも好きです。ジュエルさん大変ですけど一生続けてください！（笑） (2013年9月6日 21時) (レス) id: 339301b03f (このIDを非表示/違反報告)
さや♪(プロフ) - キリの良いとこでまた後から読もうと思っても、続きを見てしまって…止まらなくなります！ほんと、最高です！お世辞じゃありませんよ！ (2012年8月28日 1時) (レス) id: f4e9e56130 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - またまた読み返してます(^ ^)幸せです。ジュエルさん本当にありがとうございます！！ (2012年8月20日 21時) (レス) id: 061fa96b47 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ジュエル
